日産ノートe-POWERなら4WDは不要!? 雪上で見せた驚きの安定感【日産 氷上・雪上試乗会】

コラム Clicccar

毎年、長野県の女神湖で開催されている日産自動車によるプレス向けの「氷上・雪上オールラインナップ試乗会」。2017年の目玉の一台は、2016年11月、2017年1月の登録車販売ランキングにおいてノートが1位を獲得した立役者(車)であるノート e-POWER。

女神湖の湖上は、氷上に雪がうっすら積もった状態で、周辺の一般道は圧雪路が中心でした。アクセルを踏むと即反応する電動化車両らしい良好なレスポンスをはじめ、「ワンペダル」と呼ぶアクセルフィール(加速だけでなく減速もアクセルフィールでコントロールできる)による、きめ細かなパワーデリバリーがノート e-POWERの魅力です。

装着されていたスタッドレスタイヤは、あらゆる雪道で定評のあるブリヂストンのブリザック。氷上や雪上を問わず、ほかの車種で用意されていた4WDモデルと比べても遜色のないか、それ以上といえる安定感でした。

歩くのもままならないような滑りやすい氷上でもコントロールしやすく、一般道を中心とした雪上(試乗車はニスモ仕様)でも想像以上の安定感を披露してくれました。

ノートe-POWERは、ドライ路面で電動化車両らしく出だしの良さを実現しているだけでなく、きめ細かなパワーデリバリーにより「踏み過ぎ」にも効果を発揮することを実感。

こうした特性により発進しやすく、しかも滑りやすい下り坂でも「Sモード」や「ECOモード」に入れることで減速度が高まりますから、例の「ワンペダル」フィールによりブレーキをそれほど踏まなくても欲しい減速感が得られます。

ノートe-POWERは2WDのみで、ノートの4WDは、モーターアシストの電動式4WDが設定されています。雪国ではこの電動4WDにするかFFのみのノートe-POWERにするか迷われる方もいると思いますが、文字どおり「氷上」というかなり滑りやすい路面に加えて、一般的な雪上走行ではノートe-POWERでも十分な安心感が得られたのは朗報です。

また、一般道で試乗したノートe-POWER NISMOは、予想どおり引き締まった乗り味。雪上でも万全のスタビリティを担保しつつ、キビキビ感が得られる走りはノーマルとは違った魅力があり、よほど雪深い状態でなければ十分に実用になりそうです。

(文/塚田勝弘 写真/小林和久)

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