オートギャラリー東京2006特集

オートギャラリー東京2006特集

レポート

お台場のランドマークにホットなクルマが大集合!!

オートギャラリー東京2006会場の様子

 まさに東京の梅雨も明けようとする7月28日、お台場の東京ビッグサイトで、ひと足先に夏真っ盛りといったホットなカスタムカーの祭典「第6回オートギャラリー東京 2006」が開幕した。約200もの出展社が自慢のカスタムカーを展示し、会場全体に所狭しとディスプレーされたその数300台近くもの展示車両は、音あり、光ありで、会場はまさにお祭り状態だった。

 カスタムカーのトレンドは時々刻々と変化しているが、ここ数年はミニバンの台頭が目立った。ところが今年は国産初のプレミアムカー・ブランド「レクサス」の誕生に触発されてか、セダン系カスタムが復活の兆しを見せる。高級車をカスタマイズした「VIPカー」をメインに展示するブースも多く、早くもレクサスのGSやISもお目見え。定番のセルシオ、クラウン、フーガ、輸入車ではメルセデス・ベンツのニューSクラスなどが惜しげもなく、内外装共に大胆なカスタマイズが施される。

もちろんミニバン系人気も安定しており、スポーティなドレスアップから高級車をイメージした「ラグジー」まで、そのカスタマイズの方向性はいろいろだ。中でも3列シートのオーディオ・ビジュアル系カスタムが今年は目立つ。「いったいいくつあるの!?」と思うようなヘッドレストやドアの内張りに埋め込んだ液晶モニターもトレンドといえそうだ。当然、ラゲッジルームはさらに大きなモニターと、オーディオのパワーアンプ&ウーハーが占領。とにかく大音量での音楽と妖しげな画像が織り成す車室内空間は注目の的であった。

 ガソリン価格の高騰など、ちょっとネガティブなニュースが目立つ自動車業界の中で、相変わらず元気なカスタマイズカーの饗宴となったオートギャラリー東京。カスタムカーはまだまだ我々カーマニアを楽しませてくれる要素十分なことを体感した。

オートギャラリー東京2006会場の様子
カスタマイズカーのニューウェーブは光モノ

 俄然人気を誇ったモデルは、「GARSON」がプロデュースしたメルセデス・ベンツのSL600だろう。遠くから離れていても見えるキラキラと輝くそのボディは、インテリアも含めて約30万個のスワロフキーのクリスタルビーズで飾られている。これまでエンブレムや車体の一部をビーズで飾るというものはあったが、車体全部はさすがに見たことがない。オートギャラリー東京に合わせて7人が延べ1ヶ月掛けて作り上げたというから、その気合たるやアッパレである。ショーモデルならではであるが、今後いろいろなパーツへの発展性にぜひ期待したい1台だ。

オートギャラリー東京2006会場の様子
24インチをSUVに履かせる!?大モノはやはり注目度大!

 SUVに巨大なホイールというアメリカ車のハマーが発祥と思われる組み合わせも要注目。20インチから始まって、今やナント24インチというホイールを、リンカーン・ナビゲーターやキャディラック・エスカレードに履かせるというのは見かけるが、今回はランドクルーザーなど国産車SUVにも見られるようになっていたのだ。実用などという言葉はこの際「野暮」ということとし、とにかく素直に大きさに度肝を抜かれたことを付け加えよう。

オートギャラリー東京2006会場の様子
バニングを卒業!商用車のカスタマイズが新鮮

 先のミニバンとは違った趣なのが、商用車のカスタマイズ。一番人気のトヨタ1BOXバンのハイエースは、思い切り下げた車高と、エアロパーツ追加、タイヤ・ホイールを大径でワイドなものに変更するのが定番。ただ、かつて流行った「バニング」とは見た目はまったく違う方向性を示す。ベースが白やシルバーといった地味目なカラーリングに対し、パールをふんだんに使ったメタリック系や、さりげなくソリッドカラーへのピンストライプ追加、派手なスポコン系モチーフ採用など、ベース車とはまったく別物に生まれ変わっている。今回の出展車のなかでも「ハイエースクラス」というカテゴリーが設定されていたことからも、今後このカスタマイズが続々と増えて行きそうだ。