東京オートサロン2007特集

東京オートサロン2007特集

レポート

自動車カスタム・チューニング業界のニューイヤーパーティ
2007年も幕張で賑やかに開催!!

東京オートサロン2007会場の様子

 数ある自動車ショーの中でも最も人気があるイベントの1つで、新年の幕開けにもふさわしい「東京オートサロン2007 with NAPAC」が千葉県の幕張メッセで開催された。例年、自動車メーカーやアフターパーツメーカー、チューニングショップなどが持ちうる技術、アイディアをふんだんに盛り込んだユニークなクルマが所狭しと展示されるが、今年もファンの期待を裏切ることのないモデルばかりが広い会場を埋めつくした。
 とにかく数多くのモデルがあり、そして一台一台がそれこそ個性的であるため見どころは満載で、一言で紹介をするのは難しい。しかし今年一番のトピックス、そして注目度が最も高い車種は、昨年、日本カー・オブ・ザ・イヤー大賞に輝いたトヨタ・レクサスLS460である。オリジナルが非常に魅力あるクルマであるが、更なるカスタマイズが施されることでLSの持つポテンシャルが引き出され、よりエレガントにも良い意味でのあくを強く強調しているから、その迫力には驚くしかない。もちろん新型モデルだけが主役に甘んじることが出来ないカスタムの世界。セルシオやインフィニティ、レジェンドといったかつての高級車から、はたまたマークII、セフィーロ、インスパイアなどがドレスアップ、チューニングされて誇らし気に新型車と肩を並べている姿はまさにオートサロンの醍醐味を味わう瞬間だ。

東京オートサロン2007会場の様子

 一方でミニバンもマーケットの販売台数実績通り、カスタムカーの世界でも人気で、セダンやクーペに負けていない。今年のトレンドは一見量産車かと見まごうフォルムにあって、実は非常に緻密に計算されたオリジナルデザインのものであるといった通好み的な方向性がみえる。どうだ!とばかりにベタベタに落とした走りを到底無視したドレスアップではなく、玄人的な「走り」と「スタイル」を両立させたモデルが光る。遊びと車そのものの本質を見極めた中での追求がされていて、攻めの「大人らしさ」を感じずにはいられない。

東京オートサロン2007会場の様子

 ガソリン価格高騰もひと段落したものの、環境への配慮はますます声高に叫ばれる現在。社会的に見れば自動車の世界に明るいばかりの未来が見えてこないのは事実。しかし、ハイブリッド車はもちろん、環境にも配慮したカスタマイズ、内燃機械の究極を追求するマシンなど、単なる個人主義ではないクルマ社会に楽する明るい未来への提案が様々な形で具体化されていることが東京オートサロンでわかるはずだ。オリジナリティ溢れるカスタムカー、必見だ!!