未来のクルマ社会をみんなで考える…Webとクルマのアイデアソン、慶應大学で開催

社会 レスポンス

3月28日、慶応義塾大学の三田キャンパス内でHTML5などのWebプラットフォームを活用したアプリケーションやサービスのアイデアを競う「Webとクルマのアイデアソン」が開催された。参加者は39名で、年齢は20〜50代。職業も学生・技術職の社会人やサービス業に従事する社会人までと、多様性に富んでいた。

主催はWebとクルマのアイデアソン実行委員会。事務局はKDDI総研が行い、総務省・情報通信技術委員会(TTC)・日本自動車研究所(JARI)の後援と、W3C/慶應・ニューフォリア・アクセス・キャンバスマップル・富士通テン・インテル・KDDIの協賛で開催され、審査委員長は中村修氏(慶應義塾大学教授)、審査委員を野辺継男氏(インテル戦略企画室ダイレクタ)・三浦和也氏(レスポンス編集長)・山本幸裕氏(キャンバスマップル代表取締役)・白石俊平氏(オープンウェブ・テクノロジー代表取締役)の4名が務めた。

事務局の平林氏(KDDI総研 取締役主席研究員)はイベント開催後、「今回がはじめてのアイデアソン開催ということもあり、最初は『発表できるようなアイデアにまとまるだろうか』と心配もしましたが、どのグループの発表も非常にユニークでした」と、当日の様子を語った。

最優秀賞・優秀賞・特別賞を受賞したグループの発表概要は以下の通り。

◆最優秀賞:「車載カメラの利用 “IN+ON”」

自動車に搭載された先進運転支援システム(ADAS)のカメラとWebRTCを活用し、記録された映像をリアルタイムに周囲の人たちと共有する。「病室にいながらのドライブをバーチャルリアリティ(VR)で体験する」、「近接する緊急車両から見た自車映像を見て、通行の妨げになっていないかを確認する」、「駐車が苦手な友人にアドバイスをする」といった利用シーンを想定する。

◆優秀賞:「人とクルマに優しいデータ教則アプリ」

自動車に搭載された様々なセンサーの情報からドライバーの運転技術を数値化・可視化し、それに対するアドバイスを受けることで運転技術を向上させることが可能なアプリ。これにより渋滞の軽減・交通事故の防止にも寄与し、免許取得時の新しい教習方法としての活用も想定する。

◆特別賞:「青信号を通り続けられるサービス “JUST NO STOP”」

街を走るあらゆるクルマが車載カメラでとらえた信号の情報や、そのGPSの位置情報などをクラウドに集めて集計したデータを元に、赤信号を回避し続けるルートをナビゲーションしてくれるというWebサービス。交通量と信号の多い大都市ではいつまでたっても目的地に辿りつけない可能性があるが、渋滞の中を運転するというドライバーのストレスを軽減することができることに着目した。また、多少遠回りになってしまったとしても一定の速度で走り続けられることで、燃費の向上が期待できる。

平林氏は「自動車からは車速・ステアリングの切れ角・加速度・燃料消費量・車内温度など様々なデータがとれ、これをWebと組み合わせることで無限大の広がりをみせる。テスラの例のように、近年はIT企業がクルマとWebの融合を推し進めている。このイベントが各自動車メーカーにも良い刺激となって、クルマとWebの融合のスピードが更に加速することを期待しています」とコメントした。

  • 石原正義
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