丸順、埼玉工場での自動車プレス部品事業から撤退…早期希望退職200人募集

業界 レスポンス

丸順は、埼玉工場での自動車向けプレス部品事業から段階的に撤退するなどの構造改革プランを策定するとともに、早期希望退職者を募集すると発表した。

同社は国内事業の減収と固定費負担比率の増加で採算性が悪化しているほか、北米事業での製造コスト上昇による経営悪化、アジアでの主要納入先ホンダの減産による固定不負担比率増加などで業績が悪化している。

このため、構造改革プランを策定、早期に事業構造を変革して収益力と財務体質の強化を図る。

構造改革プランでは、埼玉工場と関東の納入先向けプレス部品事業から段階的に撤退し、国内の経営資源を中部地区と、西日本顧客向けプレス部品事業、精密部品事業、金型を軸としたエンジニアリング事業に集中する。国内に分散する生産拠点は、生産部品、機能軸で集約する。

海外事業では、北米事業を再構築するとともに、アジア事業での業容と収益の拡大を図るための体制を整備する。

事業の選択と集中も進める。エンジニアリング事業の技術を基盤に、プレス部品領域では、超高張力鋼板骨格部品、精密部品では駆動系関連部品にターゲットを絞り込み、難成形加工技術を核に事業体製を構築する。

また、ホンダ販売店のディーラー事業では、採算を確保できているものの、グループ経営の相乗効果が見込めないため、将来的に連結子会社の非対象事業とすることを検討、売却を模索すると見られる。

さらに、保有する有価証券、本社ビルを順次売却する。本社機能は今年7月、上石津工場内に移転する。

役員報酬と管理職給与は10%から最大60%削減、賞与も大幅に削減するとともに、要員の適正化を図るため、早期希望退職者を募集する。募集人員は200人程度で、募集期間は6月15日〜6月26日まで。

同社ではこれら事業構造改革で2016年3月期連結の営業利益、経常利益を黒字化するとともに、2017年3月期以降は売上高営業利益率5%以上を確保する。

  • 編集部
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