【人とくるまのテクノロジー展15】総務省、ICTを活用した次世代ITSの開発進捗を報告

テクノロジー レスポンス

「人とくるまのテクノロジー展2015」に合わせて開催されたフォーラム「カー・ロボティクス―自動運転の社会導入に向けた最新動向と課題」において、総務省より森下信氏(総合通信基盤局電波部移動通信課新世代移動通信システム推進室長、高度道路交通システム推進室長)が登壇し「次世代ITSを支える情報通信技術の展開」と題し講演を行った。

森下氏は自動走行システムと関連してSIP内での総務省の取り組みを紹介した。

SIPとは内閣府「総合科学技術・イノベーション会議」による平成26年に新設されたプログラム。このうち総務省は「ICTを活用した次世代ITSの確立」を担当し「一般道や高速道路等での様々な交通状況において、自動走行システムの高度な安全性を確保するため、警察庁や国土交通省等と連携し、車車間・路車間通信技術等の活用により安全で円滑な走行制御や事故回避などを測る、より先進的な協調型システムの開発・検証を実施している」という。

自動走行システムの実現に必要な車車間、路車間通信技術の確立に向け、総務省は今年2月には横須賀市、名古屋市、神戸市にて、各自治体等の協力により最大で車両100台程度を用いた行動実証実験を実施。また歩車間通信技術については来年度以降、実証実験を行う予定だ。このような公道での実証実験では一般乗用車やトラック、救急車等に無線機などの必要機材を取り付け、設定ルートを走行しながら車車間・路車間通信を行い、データ送受信状況を測定しているという。

森下氏は個々の技術開発の進捗についても説明。まず、車車間通信技術については「見通しの悪い交差点での出会い頭の衝突事故等を防止するため、接近する車両同士で互いに位置・速度、車両制御情報等をやり取りし合う」。

路車間通信技術については「路側設置のレーダーやカメラ等で検知した歩行者や自動車の存在・位置等の情報や信号情報等を周辺の車両に送信」、そして歩車間通信技術については「歩行者や自動車などを巻き込む事故を防止するため、歩行者等から周辺車両へ、その存在・位置・速度などを伝える歩車間通信技術について、専用端末を利用した直接通信型や携帯電話ネットワーク利用型を開発」しているという。

  • 北原 梨津子
  • 総務省 総合通信基盤局電波部移動通信課新世代移動通信システム推進室長、高度道路交通システム推進室長  森下信氏《撮影 北原梨津子》
  • 5月20日パシフィコ横浜にて人とくるまのテクノロジー展2015が開催。フォーラムでは「次世代ITSを支える情報通信技術の展開」と題した講演が行われた。《撮影 北原梨津子》
  • 5月20日パシフィコ横浜にて人とくるまのテクノロジー展2015が開催。フォーラムでは「次世代ITSを支える情報通信技術の展開」と題した講演が行われた。《撮影 北原梨津子》
  • 5月20日パシフィコ横浜にて人とくるまのテクノロジー展2015が開催。フォーラムでは「次世代ITSを支える情報通信技術の展開」と題した講演が行われた。《撮影 北原梨津子》
  • 5月20日パシフィコ横浜にて人とくるまのテクノロジー展2015が開催。フォーラムでは「次世代ITSを支える情報通信技術の展開」と題した講演が行われた。《撮影 北原梨津子》
  • 5月20日パシフィコ横浜にて人とくるまのテクノロジー展2015が開催。フォーラムでは「次世代ITSを支える情報通信技術の展開」と題した講演が行われた。《撮影 北原梨津子》
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