【新聞ウォッチ】5月の新車販売ベスト10、 フィット 圏外の12位…その理由とは?

モータースポーツ レスポンス

気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2015年6月5日付

●吉永社長インタビュー「トヨタ新HV技術活用」米国の販売拡大へ(読売・8面)

●グッドイヤーと提携解消、住友ゴム新興国の事業に注力(読売・8面)

●フィットが圏外「軽」が7車種、5月の新車ランキング(朝日・10面)

●2000万円台のマクラーレンお披露目(産経・10面)

●ガソリンを被災地へ、石油元売り同士タンク共同利用(産経・11面)

●毎月の勤務評価翌月に反映、工場社員対象トヨタ導入へ(東京・7面)

●デルタに連携要請、スカイマーク最大債権者、ANAへの対抗(日経・1面)

●ロシア自動車市場苦境4月販売、前年比4割減(日経・6面)

●輸入車販売5月12.2%増(日経・12面)

●三菱自、格付け1段階引き上げ(日経・15面))

ひとくちコメント

日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会が発表した5月の新車販売ランキングをみて、異変というか、その異常ぶりに思わず頭を抱えた関係者も少なくないだろう。

まず、もはや新車販売台数の4割を超える軽自動車が総合トップ10のうち7車種を占めたのは驚くことでもないが、前年同月比で微増の2位のホンダ『N-BOX』と7位のスズキ『スペーシア』を除く5車種は二ケタの大幅減。6位のダイハツ工業の『タント』は53.4%減、9位のスズキの『ワゴンR』も39.9%減と落ち込んだ。

一方、登録車に目を向けると、トヨタ自動車のハイブリッド車『アクア』が2カ月連続で首位となり、4位に『カローラ』が急浮上。『プリウス』も5位で、軽以外でトップ10に入ったのは全てトヨタ車だった。

これまでアクアやプリウスと首位を競ってきたホンダの主力車種『フィット』は登録車だけでは4位となったが、総合トップ10から外れて12位だった。きょうの朝日はフィットが圏外に後退した理由について、これまで同系の「『フィットシャトル』の車名が、5月から『シャトル』になった影響」と伝えていた。

ちなみに、独り立ちしたシャトルは5月の販売日数が15日間と少なかったが、それでも目標に近い2938台。発売1週間後の時点で「すでに6100台を超えている」(国内営業担当)そうで、6月以降は期待が持てそうだ。

暗い話題ばかりではない。登録車で12位のトヨタの高級ミニバン『ヴェルファイア』と同系で15位の『アルファード』を合わせると7666台となり、4位のフィット(7680台)と僅差だった。アルファード/ヴェルファイアの売れ筋価格はアクアやフィットの3倍以上の500〜600万円超、台数ではなく価格で換算すれば断トツ。

ブランド別の輸入車でも高級車のメルセデスベンツが3カ月連続トップを守っており、株高の恩恵なのかコアな富裕層に“車離れ”は当てはまらないようだ。

  • 福田俊之
  • ホンダ シャトル《撮影 吉田瑶子》
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