NEDO、燃料電池車に関する技術をオールジャパンで開発へ…新プロジェクト

社会 レスポンス

新エネルギー・産業技術総合開発機機構(NEDO)は、燃料電池の飛躍的な高性能化・低コスト化、生産性の抜本的な向上を実現するため新たな研究開発プロジェクトに着手すると発表した。

具体的には、民間企業が燃料電池車(FCV)の技術開発・実用化を加速するのに不可欠な高度な解析・評価技術や新たな材料コンセプト創出といった基盤的な技術開発、タクトタイムを大幅削減するためのプロセス技術開発にオールジャパン体制で取り組む。

FCVの本格普及に向けては、FCVに使用される固体高分子形燃料電池(PEFC)の低コスト化に向けた白金使用量低減や、車種拡大に向けた燃料電池の高性能化、燃料電池の生産性向上などの技術課題がある。

今回、NEDOプロジェクトでは、これらの課題のうち、企業の技術開発・製品化を促進するための基盤となる技術開発を推進する。

具体的には、新たな燃料電池の開発を効率的に実施するために有効な燃料電池の内部構造や、反応メカニズムを様々な手法を駆使して解析する技術を開発する。また、商用車への適用を見据えて、乗用車の10倍となる5万時間の耐久性評価を可能とする技術を開発する。

さらに、高性能化を実現する新規材料の、燃料電池への適用を可能とする設計指針創出といった基盤的な研究開発に取り組む。

同時に、生産性を現行の10倍程度にまで向上する、新たなプロセス技術などの研究開発も推進する。

  • 編集部
  • NEDOが燃料電池自動車の本格普及に向け新プロジェクトに着手
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