【新聞ウォッチ】東京海上 9400億円で米保険会社買収、少子高齢化の国内に危機感

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気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2015年6月11日付

● 東京海上が9400億円買収、米保険大手、海外強化へ(読売・1面)

●さらに円安ありそうにない、黒田氏発言で円急騰、122円台に(読売・2面)

●「カローラ」販売1000万台超え、単独車種で国内初(読売・8面)

● フィアット合併GMが打診拒否(朝日・8面)

●電動自転車部品欧州で改装、ヤマ発、小型「心臓」フル生産(朝日・10面)

●公道でレース開催、日本版「モナコGP」自民、法案提出へ(産経・3面)

●自動走行技術やロボ開発を加速、成長戦略骨子案(日経・5面)

●中国新車、不振鮮明に、5月販売0.4%減(日経・11面)

●三菱航空機社長、MRJ「20年に黒字化」(日経・14面))

●日産自、「中国」が最高益、今期営業1600億円(日経・17面)

●ガソリン5か月ぶり高値(日経・23面)

ひとくちコメント

サントリーが米洋酒会社を買収した金額(1兆6500億円)には及ばないものの、保険業界としては大きな買収案件である。東京海上ホールディングスが、米国の中堅保険会社のHCCインシュアランスを約75億ドル(約9400億円)で買収すると発表した。

きょうの各紙が1面などで大きく報じているが、東京海上がHCCの全株式を取得し、年内に完全子会社化する方針だ。

日本の金融・保険会社による海外保険会社のM&A(企業の合併・買収)は、これまで第一生命保険が2014年に発表した米プロテクティブ生命保険買収(5750億円)が最大だったが、今回の買収額は、それを上回り、この業界による海外のM&Aでは過去最大の規模となるとみられている。

東京海上が米保険会社の買収に踏み切ったのは、少子高齢化などで国内の保険市場が伸び悩む中、収益拡大に向けて海外事業を強化する狙いがある。現在東京海上が利益に占める海外保険事業の比率は36%だが、今回の買収で50%程度に拡大する見込みという。

円安が加速し、海外でのM&Aは買収額が膨らむが、にもかかわらず、海外展開に積極的なのは「日本の市場縮小だけでなく、日本銀行による量的・質的金融緩和で金余りとなり、投資意欲が膨らんでいる」(読売)との指摘もあるようだ。

  • 福田俊之
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