【ルマン24時間 2015】ポルシェが制し17年ぶりに総合優勝を獲得、トヨタは健闘及ばず6位に沈む

モータースポーツ レスポンス

2015年のルマン24時間耐久レースは14日15時(日本時間22時)にゴールを迎え、予選3番手からスタートした19号車ポルシェ『919ハイブリッド』(N・ヒュルケンベルグ/E・バンバー/N・タンディ)が395周で、1998年以来となる17年ぶりの総合優勝を飾った。

83回目を迎えた伝統のルマン24時間。近年は雨に祟られレースが大荒れになることが多かったが、今年はスタートから晴天に恵まれナイトセッションもドライのまま。終盤に少しだけ雨がパラついた程度と、天候にも恵まれ例年にないハイスピードかつハイレベルなバトルが繰り広げられた。

予選3番手からスタートした19号車ポルシェ。序盤は控え目な走りに徹し、上位進出のチャンスを伺う。ライバルにトラブルやアクシデントが出始めると順位を上げ、9時間を経過するところでトップへ。その後のナイトセッションでは昨年覇者である7号車アウディ『R18 e-tron クワトロ』(M・ファスラー/A・ロッテラー/B・トレルイエ)と一歩も譲らぬバトルを展開。トップの座を明け渡さないまま朝を迎えた。

デイセッションになって以降はアウディ勢にトラブルが集中し、一時は独走状態に。それで3人のドライバーが油断することなく、それぞれ攻めながらもミスのない確実な走りでバトンをつないでいく。そしてアンカーはヒュルケンベルグが担当。現在F1にもレギュラー参戦しているが、世界最高峰カテゴリーでの優勝経験はなく、実にGP2以来となるトップチェッカー。さらにE・バンバーとともにル・マン初挑戦で総合優勝という快挙も成し遂げた。2位には17号車、3位には7号車アウディが続いた。1998年以来の勝利を飾ったポルシェはメーカーとしての通算勝利数を17に伸ばすと同時に、ワン・ツーフィニッシュも1998年以来の快挙となった。

注目の日本勢は終始苦戦を強いられ、トヨタ『TS040ハイブリッド』は2号車(A・ブルツ/S・サラザン/M・コンウェイ)が6位、1号車(A・デビッドソン/S・ブエミ/中嶋一貴)が8位でフィニッシュ。現行LMP1初挑戦となった日産『GT‐R LM NISMO』は22号車(H・ティンクネル/M・クルム/A・バンコム)が満身創痍の状態でチェッカーを受け総合40位で完走。21号車(松田次生/M・シュルジッツスキー/L・オルドネス)は深夜帯にトラブルが発生し115周でリタイア。23号車は(O・プラ/J・マーデンボロ/M・チルトン)は残り1時間を切ったところででマシンがストップし、涙をのんだ。

LMP2クラスは日本のレースにも参戦している47号車KCMGが初のクラス優勝、LM GTE Proクラスはメーカー間の激戦を制した64号車コルベット・レーシングが優勝、LM GTE Amクラスは72号車SMPレーシングのフェラーリ『458イタリア』がクラス優勝を果たしている。

2015 ルマン24時間レース 決勝結果

1. #19ポルシェ(395周)

2. #17ポルシェ(1周遅れ)

3. #7アウディ(2周遅れ)

4. #8アウディ(3周遅れ)

5. #18ポルシェ(4周遅れ)

6. #2トヨタ(8周遅れ)

7. #9アウディ(8周遅れ)

8. #1トヨタ(9周遅れ)

40. #22日産(153周遅れ)

リタイア. #23日産

リタイア. #21日産

  • 吉田 知弘
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