【新聞ウォッチ】タカタ会長公の場で初の”謝罪”会見、具体策示せず遠のく収束

モータースポーツ レスポンス

気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2015年6月26日付

●TPP大筋合意へ弾み、7月下旬に閣僚会合(読売・1面)

●タカタ会長「痛恨の極み」欠陥エアバッグ、引責辞任は否定、初の会見、新たに42万台リコール(読売・1面)

●LCC羽田深夜枠狙う、ピーチ、台湾路線運航へ(読売・8面)

●ロードスター好発進(読売・8面)

●東芝社長「最大の危機」株主総会不適切会計を陳謝(朝日・10面)

●「過去にも送ってもらった」麻薬密輸、トヨタ役員が供述(毎日・29面)

●ビッグデータで事故防止、カーナビ情報を反映、国交省、全国100地区で実施(産経・2面)

●首都高時速190キロ走行疑い、スーパーカーの会代表者を書類送検(東京・29面)

●燃料電池手続き簡素化、経産省据え置き型の普及促す(日経・4面)

●EV整備拠点を新設、米テスラ、日本で8カ所、顧客満足度高める(日経・15面)

ひとくちコメント

「自動車メーカーや関係当局と議論を繰り返し、直接説明するタイミングを逃してしまった」。自動車部品大手タカタの高田重久会長兼社長が株主総会終了後、東京都内で記者会見し、公の場で初めて状況説明を行った。

きょうの各紙が取り上げているが、読売は1面準トップで「安全を提供すべき製品が被害を与えたことは痛恨の極み。おわびしたい」と陳謝したことを大きく報じている。

ただ、毎日は「タカタ会長遅い弁明」などと、投資家から批判が強まっていることを指摘。また、産経は「トップが臨んだ会見でも問題収束への具体策は示されなかった」と伝えている。

さらに、朝日などによると、タカタが交換したエアバッグの部品にも同じ材料を使っていることに対して、米議会などで批判が集まっているが「(膨らませるための火薬の材料となる)硝酸アンモニウムは安全だという認識に変わりはない」と述べ、安全性に疑問がある薬品を引き続き「使い続ける」そうだ。

一方で,高田会長は「私が今やるべきことはしっかりこの問題に対応して安全を提供することだ」と述べて、引責辞任は否定したという。原因が特定できないままの状況で辞任をすれば、自社の責任を認めたことにもなり、大量リコールの費用負担にも影響する。

雲隠れ状態から一転、トップが会見に臨んだものの、現時点ではあまりにも不透明な部分が多過ぎて、収束のめどは一向にみえてこないままだ。

  • 福田俊之
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