【ホンダ 歩行アシスト 発表】分厚い本6冊ぶん!? 軽くて静か、異業種展開の可能性も

業界 レスポンス

静かな階段を「Honda歩行アシスト」を装着して歩くと、ウィーンウィーンというモーターの回る音がかすかに腰から聞こえ、その音と同調するように、太ももにまかれたベルトにパワーを感じる。慣れてくると、装着している感覚も忘れてしまうほどだが、重量は2.8kgもある。

2.8kgというと、辞書やB5参考書などを6〜7冊積んだほどの重さ。実際に2.8kgぶんの本を片手で持つと「お、重い…」と感じるが、この歩行アシストは2.8kgというリアルな重さを感じない。「小型軽量化のカギは、ホンダ独自開発の薄型ブラシレスDCモーターとコンパクトな制御シテムのおかげ」と同社はいう。

現時点では、理学療法士などが常駐するリハビリ施設や介護施設などに導入される予定だが、「いずれは個人への販売も実施したい」と同社。

7月21日、東京で開催された体験会では、「たとえば、エレベーターなどがない低層の集合住宅が密集するエリアで、宅配便のスタッフなどに重宝されるだろう。そうなったときは、トラックの乗り降りもあるから本体位置の改良や、バッテリーの持ち時間を長くするという課題がありそうだ」という声もあった。

  • 大野雅人
  • ホンダ 歩行アシスト 装着の様子《撮影 池原照雄》
  • Honda歩行アシスト
  • 左からホンダ歩行アシスト推進ブロック開発責任者・伊藤寿弘氏、京都大学・大畑光司博士、ホンダ取締役執行役員・五十嵐雅行氏(「Honda歩行アシスト」発表会・体験会、7月21日、東京)《撮影 大野雅人(Gazin Airlines)》
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