【WRC 第9戦】VW、地元ドイツで初勝利…オジェが今季6勝目

モータースポーツ レスポンス

フォルクスワーゲン(VW)は、世界ラリー選手権(WRC)第9戦「ラリー・ドイツ」に3台の『ポロR WRC』で参戦、セバスチャン・オジェ選手が今季6度目となる優勝を果たした。

8月20日から23日にかけて開催されたラリー・ドイツは、今シーズン初の本格的なターマック(舗装路)ラリー。競技区間(スペシャルステージ・SS)はモーゼル河沿いのブドウ畑や軍事演習場などを舞台とし、バラエティに富んだ路面となっている。ラリーは古都トリアーを拠点として、21SS、374.43km、総走行距離1394.5kmで行われた。

20日夜、トリアーの世界遺産ポルタ・ニグラ(黒き門)の前でセレモニアルスタートが開催され、21日から競技がスタートすると、VWチームは上位タイムを連発。オジェ選手が総合首位、2番手にヤリ-マティ・ラトバラ選手、3番手にアンドレアス・ミケルセン選手と、早くも盤石の体制を構築した。その勢いは22日になっても続き、VWチームは後続を引き離しつつ上位を堅持。45.61kmの長距離SSを含め、2日目終了時点までの17SSすべてでトップタイムを獲得し続ける強さを発揮した。

最終日の23日に残されたSSは4か所。最終SSはボーナスポイントのつく「パワーステージ」。ラトバラ選手は同ステージでトップタイムを獲得し、3点のボーナスポイントを加算しラリーをフィニッシュした。オジェ選手は完走を狙う走りに徹し、最終的に2番手のラトバラ選手に23秒差、3番手のミケルセン選手に1分56秒6差をつけて今季6勝目、自身の WRC勝利記録を30に伸ばした。

VWチームは全21SSのうち20SSでトップタイムを奪い、「ポロ R WRC」が舗装路でも強さを発揮。念願の母国イベント勝利を最高のかたちで獲得し、WEC連覇に向けて大きく前進した。

第10戦「ラリー・オーストラリア」は9月10日〜13日、東海岸のコフスハーバーを拠点にグラベル(未舗装路)ラリーで開催される。

  • 纐纈敏也@DAYS
  • WRC 第9戦 ラリー・ドイツ
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