【リノ・エアレース】「世界最速の草レース」が開幕…大戦時の戦闘機が800km/hで飛び回る

モータースポーツ レスポンス

アメリカ・ネヴァダ州はラスヴェガスに代表されるカジノの町として有名だが、毎年9月に北西部にあるリノの町で開催されるエア・レースでも知られている。

1964年にスタートして以降、50年以上の歴史を誇る空のレースであり、「世界最速の草レース」と称される。アメリカでは第二次世界大戦の前に9月第二週に開催されていたトンプソン・トロフィーという有名なエアレースがあったが、事故によって開催が中止された。それにちなんで、第二次世界大戦後に空での速さを競うレースとしてスタートしたのがリノ・エアレースだ。50年経つこんにちでもその精神は変わらず、命知らずのパイロットたちが死と背中合わせでレースを繰り広げる。

1968年からの歴史を誇る「バイプレーン(複葉機)」クラス、練習機によるワンメイクレース「AT-6/SNJ」クラス、インターナショナル・フォーミュラワンと称して世界を転戦するシリーズに属する「フォーミュラワン」、1998年に新設された量産機またはキットの高性能単発機による「スポーツ」クラス、2002年に新設されたジェット練習機による「ジェット」クラス、レノ・エアレース最高峰の「アンリミテッド」の6つのクラスに分類されてレースを競う。

そのうち「アンリミテッド」と呼ばれる改造無制限のクラスに注目が集まる。重量4500ポンド以上のプロペラ推進機であれば、改造に制限はない。2014年に優勝したスティーブ・ヒントンが駆るのは、史上最強のプロペラ推進機として名高いノースアメリカン「P-51Dマスタング」、英国の戦艦上戦闘機であり運動性能の高いホーカー「シー・フューリー」、大型艦上向けの双発機グラマン「F7Fタイガーキャット」といった第二次世界大戦に前後して活躍した戦闘機に、4000ps近くまでチューニングを施した超弩級エンジンを搭載する。

最高速は800km/hを越える。ホンダ・ジェットの最高速は787km/hであることからも、レシプロ・エンジン搭載機でその速度を出すことの凄まじさが想像できるだろう。

地上におかれた約15mのパイロンを目印にして、オーバル・コースに沿って周回を重ねる。パイロン・カットをしてしまうと、2秒×レース規定周回数分の秒数が追加されるペナルティとなる。パイロンより低く飛ぶことは、禁止されている。コースの長さはクラスごとに違って、もっとも短い「複葉機」クラスでは5.12km、もっとも長い「アンリミテッド」クラスでは13.65kmとなる。

2015年は9月18〜21日に渡って開催されており、観客数は20万人を越えると言われる。レースに加えて、合間に開催される航空ショーや米軍によるデモンストレーションも見どころだ。決勝は、21日に行われる。

  • 川端由美
  • リノ・エアレース《撮影 川端由美》
  • リノ・エアレース《撮影 川端由美》
  • リノ・エアレース《撮影 川端由美》
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