【リノ・エアレース】替えのパンツが必要? アクロバット同乗飛行に挑戦

モータースポーツ レスポンス

18〜21日にかけて開催中のリノ・エアレースにて、同イベントをスポンサーするブライトリングによるアクロバット飛行に同乗した。

搭乗した「300L」はドイツの航空機メーカー「エクストラ」製で、同社の創業者であり、アクロバット・パイロットだったウォルター・エクストラが自ら設計したもので、アクロバット専用機。パイロットは、ブライトリングのオフィシャル・パイロットであるデイビッド・マーティンさんだ。

一般的にエアロバティックでは6〜7Gを発生するが、エクストラ300Lは最大±10Gに耐える。鋼管フレームにカーボン複合材やガラス繊維強化樹脂を使った軽量なボディに、300hpを発揮するライカミング社製水平対向6気筒エンジンを搭載する、

FAAの規定に沿って万が一の墜落の際に備えたレクチャーを受ける。パイロットから「bailout(「緊急脱出」の意)」の掛け声が3回かかったら、シートベルトとヘッドセットを外し、パラシュートを開放するとのこと。さらに、エアロバティックのアクションの説明と、Gのかかり方を解説してもらう。

「すごいGがかかって、気分が悪くなるのでは?」と心配していたのだが、回転や下降などのアクションを起こすきっかけに伴って、身体が浮くような感触と共にGが発生するが、連続的に回転したり、降下する間はGの変化はないという。

アクロバット飛行体験のメニューは、ループ、ハンマーヘッド、ロール、バレルロールの4種。一回のアクションごとに調子を聞いて、ムリだと判断すれば、着陸してくれるとのこと。

パイロットの指示に従って、前方の席に乗り込む。パイロットはデイビッド・マーティンさんが後席に座って、コントロールしてくれる。最初に、Gのかかり方を体で知るために「ループ」と呼ばれる縦方向の回転を体験する。まっすぐに飛んで、デイビッドさんの掛け声とともに後ろから押されるようなGがかかり、インサイド・ループを体験した。

「飛行機酔いをする」「替えのパンツが必要」との前評判を聞いていたが、Gがかかる瞬間にぐっと胃が抑えられる意外は恐怖感はなく、むしろ回転中にGを感じないにもかかわらず、頭上に地上が見えるのが面白い。その反対の上から円を描くアウトサイドループの方が前に倒れる分、ジェットコースターのような怖さがあるかもしれない。想像していたより、怖さがなく、楽しさが勝ることがわかって、緊張がとけた。

次に挑戦したのは、アクロバット飛行のお馴染みの技、「ハンマー・ヘッド」だ。ヨーロッパでは、ストール・ターンと呼ぶことがある。その名の通り、ハンマーのヘッド上に垂直に上がり、横に回転したのち、真下に向かって降下する。下から眺めているときにはすごい迫力だが、実際に乗っていると、想像していたほどのGの変化はない。

さらに、クルクルと回転しながら進んでいく「ロール」を体験。進行方向に向かって、景色が上下に変わるのは、想像していたより目が回らない。このあたりでパイロットから気分はどうか?と聞かれるので、「A-OK」と元気に答えてみたところ、「バレル・ロール」と呼ばれる技に挑戦してくれた。進行方向に回転するロールに加えて、さらにバレル状にひねりが加わる。回りながら景色が上下するので、ダイナミックなことこの上ない。最後に、上下逆さまでの飛行を敢行。見ているときには大したことなく見える技だが、Gがかかりっぱなしになるので意外に堪えた。

ブライトリングでは、各国でアビエーション分野のスポンサーをしていることに加えて、民間唯一のエアロバティック・チームとして「ブライトリング・ジェット・チーム」をスポンサードしている。リノ・エアレースでのブライトリング・ジェット・チームによるディスプレイは、アメリカン・ツアーの一部だ。

  • 川端由美
  • リノ・エアレースでアクロバット飛行に同乗《撮影 川端由美》
  • リノ・エアレースでアクロバット飛行に同乗《撮影 川端由美》
  • リノ・エアレースでアクロバット飛行に同乗《撮影 川端由美》
  • リノ・エアレースでアクロバット飛行に同乗《撮影 川端由美》
  • リノ・エアレース《撮影 川端由美》
  • リノ・エアレース《撮影 川端由美》
  • リノ・エアレース《撮影 川端由美》
  • リノ・エアレース《撮影 川端由美》
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