「平等つらぬかれるべき」...運行管理者資格試験の不適切運用で太田国交相

社会 レスポンス

国土交通省が法律で定める「運行管理者」の資格試験で、実施主体の「公益財団 運行管理者試験センター」(新宿区・永井正夫会長)が、一部の受験生だけを対象に試験時間の延長を行っていた件で、国土交通省は状況の詳細な把握に乗り出した。

「状況を掌握して、どうすればいいかは問題を提起したい」と、29日の会見で太田明宏国土交通相は述べた。

運行管理者は、陸上貨物や旅客事業者に国交省が設置を義務付けている。同センターは、その運用を担っている。試験会場で残り時間の告知を行うことになっていたが、8月の実施対東京都内の会場の1室で、現場の監督官が残り5分の告知を忘れて終了を宣言。解答用紙の回収を行った。

これに疑問を持った受験生が監督者に詰め寄る騒ぎとなったが、同センターは、一部の受験生には後日の説明をするからと帰宅を促し、最後までの残った受験生の一部には、5分延長の再試験を実施した。

再試験を受けたのは、マークシート方式の解答用紙に空白があった3人。試験の終了予定時間から2時間が経過していた。この対応について、同センターは「解答のための時間ではなく、解答用紙に転記するための時間だった」と話した。また、そのほかの受験生には対応したなかったことについて、「一度外に出てしまった受験生を再び呼び戻すことは、試験の公平性が保てない」(業務マネージャー)と、話した。

太田氏はこう述べた。

「試験は厳正で、全国にある会場で試験時間が平等に同じ時間で貫かれていることが大事だと、私は思う」

また、同センターにも説明責任があると語った。

「今回の事案について、そうしたことが現実に起きたことで、その対応がいいかどうかは、責任を負う運行管理者試験センターが経緯を明確にすることも含めて、今後適切な試験の運営管理を行うべきだと思う」

試験の合否はすでに確定している。これまで同センターはこうした不手際について公表をしていなかった。

  • 中島みなみ
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