【MINI クラブマン 新型発表】内外装でゆとりと遊び心を表現したデザイン

新車 レスポンス

BMWジャパンが9月25日に発表した新型MINI『クラブマン』は、ブランドに新しい顧客を呼び込むためのモデル。そのため内外装ともMINIらしさを表現しつつも、新しいデザインに挑戦しているのが注目点だ。

フロントエンドは楕円形のヘッドランプや六角形のグリルなどで構成され、『3ドア』や『5ドア』に近い印象。岡田信之プロダクトマーケティングマネージャーによれば「どこから見てもMINIだと感じてもらえるよう、MINIとしてのデザイン要素の最適な表現を追求した結果です」とのこと。「アイコンを踏襲しながら、全幅が先代から120mm拡大したことによるゆとりや安定感を表現したスタイリングです」

MINIのアイコンとは、ホイールを四隅に置いた独特なプロポーションや、ピラーをブラックアウトしてルーフとボディを分離して見せるグラフィックなど。そして伸びやかなルーフラインやガラスを切り立たせたテールゲートは、クラブマン特有のディテールを継承したものだという。

そして中央から左右に開く「スプリットドア」も、クラブマンとして継承すべき要素。しかしテールランプは縦長だった先代から一転して横長になった。これはリアエンドの造形が、先代から大きく変更されたことによる処理のようだ。新型ではリアフェンダーのふくよかな膨らみが、そのままリアエンドに回り込む造形となっている。この線や面の流れに従ったグラフィックスを考えると、横長になるのは自然な結論といえる。

「これはエモーショナルでグラマラスな、豊かな曲面でゆとりを感じさせるものです。このリアのデザインが、エクステリアのハイライトと言っても過言ではありません」と岡田マネージャー。

インテリアも新しいデザインが採用されている。MINIは円や楕円を多用したインテリアが特徴だが、クラブマンではダッシュボードの上面全体を楕円のグラフィックで囲むという新しい表現にチャレンジしたという。

さらにインテリア照明のオプション「エキサイトメントパッケージ」を選択すると、ドアトリムで弧を描くフィニッシャーも間接照明となる。表面は金属調シルバーあるいはピアノブラックで、一見するとなんの変哲もない装飾。しかしLEDバックライトが点灯すると幾何学的な模様が浮かび上がり、夜間でも優雅な曲線を強調する仕掛けになっている。「遊び心のある、ユニークなディテールです」とのこと。

実用性のためのデザインも凝っている。フロントエンドではフォグランプの脇にホイールハウス内部へ風を送り込むスリット、ホイールアーチ後方にはアウトレットを設けている。これでホイールハウス内部に風を流すことで乱流を抑制し、空力を向上。これは燃費の向上に貢献している。

またクラブマン最大の特徴ともいえる荷室は、容量が5ドアから80リットル拡大。後席は60:40の分割可倒式だが、3分割して40:20:40となるオプションも設定されている。

さらにリアバンパー奥に足をかざすとバックドアが開く「イージー・オープナー」をオプション設定。1回かざすと右側、もう1回かざすと左側が開く。ドアハンドルに触れなくても荷室にアクセスできる装備だ。

新型クラブマンはこれまでのMINIの各モデルと同じく「遊び心」を魅力としながら、実用性も売り物にしている。これが「これまでMINIに関心を持たなかった人にも、積極的にお勧めできる」という岡田マネージャーの言葉の根拠なのだろう。

  • 古庄 速人
  • 新型MINIクラブマン・クーパー《撮影 古庄速人》
  • フォグランプ脇に、ホイールハウス内に風を送るスリットがある《撮影 古庄速人》
  • クーパーSはスリットが大型になる《撮影 古庄速人》
  • ホイールハウスから風を排出するアウトレット《撮影 古庄速人》
  • ガラス面からふくよかに張り出したバックドアと、横長のリアランプが新しいクラブマンの個性《撮影 古庄速人》
  • インパネ上面と前面をぐるりと取り囲む楕円のグラフィックスが新しい《撮影 古庄速人》
  • インパネ上面と前面をぐるりと取り囲む楕円のグラフィックスが新しい《撮影 古庄速人》
  • ドアのフィニッシャーはスピーカーを囲むメッシュと対照となる形状《撮影 古庄速人》
  • ドアフィニッシャーのバックライトLEDが模様を浮かび上がらせる《撮影 古庄速人》
  • 荷室の床面ボードを跳ね上げると、荷室高が増加する《撮影 古庄速人》
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