【東京モーターショー15】ステアリングの進化を体感できる…ジェイテクト「SODA」

テクノロジー レスポンス

ジェイテクトは、第44回東京モーターショー2015への目玉出展物の一つとして、ジェイテクトが手掛けるステアリング技術の進化を体感できるドライヴィング シミュレーター「SODA」を企画。その事前体験会を報道関係者向けに開催した。

ドライヴィング シミュレーター「SODA」では、ステアリング技術を「過去」「現在」「未来」3つのパートに分け、ステアリングの技術の進化を体験できるようプログラム。身長制限などいくつかの条件があるものの、免許不保持者を含む誰もがその内容を把握できる。

「過去」として体験できるのはパワーステアリングによる操舵性の向上だ。この分野は今や搭載が当たり前となったが、改めてパワーアシストがない状態での走行体験ができる。パワーアシストなしでカーブを曲がると辛いほどの重さがステアリングに伝わってくるため、ギクシャクとした操舵になりがち。しかし、パワーアシストが加わると一転して操舵がスムーズになり、楽にカーブが曲がれるようになる。いかにスムーズな運転にパワーステアリングが貢献しているかが実感できるのだ。

「現在」では、最近搭載が進み始めているレーンキーピング・アシスト(LKA)を使った際の車両挙動安定性の向上が体験できる。走行シーンでレーンから外れそうになると、それを防ごうとステアリングにテンションがかかり、それでもレーンから外れてしまうと画面上で警告メッセージが表示される。実際はステアリングに振動を加えたり、アラームなどで警告するシーンが想定される。

「未来」は完全自動運転下での、より安全で快適な走行技術(ふらつき補償による車両挙動安定性向上)の」体験だ。自動運転下ではステアリングの操作なしにレーンチェンジを含む走行が自動化されるが、シミュレーターではジェイテクトが加えるふらつき補償がどう車両の挙動に貢献するかが体験できる。最初はふらつき補償がないパターンでスタートするが、障害物を避けると揺り戻しがあるなど違和感この上ない。続いてふらつき補償が加わると、障害物をスッと避けてスムーズにレーンチェンジを行う。

シミュレーターはこの業界大手のFORUM8製。モニターは3面構成で、ドライバーを取り囲むように風景が再現される。シミュレーターの動きは6軸のモーションコントロールによるもので、クルマの挙動に合わせたリアルな動きを実現。操舵した際のズレもほとんどなく、違和感はほぼ感じない。ただ、アクセルとブレーキは特にシミュレーターの動きには関係ないようで、ステアリング操舵の体感が主となる。シミュレーターのカラーリングはジェイテクトのコーポレッドカラーを表現した。

体験会ではこれ以外に「JGOGGLE」と呼ばれるヘッドマウント ディスプレイも用意された。ジェイテクトの伊賀試験場(三重県伊賀市)のテストコースを360度ヴァーチャルコンテンツとして楽しめるもので、普段なら絶対に踏み入れられないテストコースの様子を体感できる。東京モーターショーのジェイテクトブースでは、シミュレーターと合わせて楽しめる。

ジェイテクトは、1921年創業の光洋精工と、1941年創業の豊田工機が2006年に合併して設立され、今年で10周年を迎えた。自動車部品、軸受、工作機械の3つの事業を軸にグローバルでビジネスを展開。数々の「No.1 & Only One」製品を世界中のカーメーカーに供給している。

  • 会田肇
  • 3面のモニターを使ってドライバーを取り囲むように風景を再現する
  • コックピットはいたってシンプル。アクセルとブレーキは操作にほとんど関係がなかった
  • ステアリング操作の動きに合わせてシミュレーター側がリニアに動く
  • 体験スタート前には簡単な解説が行われる
  • レーンキーピングアシスト動作時の画面。レーンを逸脱しそうになると戻そうとするテンションがかかる
  • レーンを逸脱すると画面上では赤文字で警告が発せられる
  • ジェイテクトの「ふらつき補償」により安定した車両挙動が示された
  • 自動操舵による障害物回避を行っているシーン
  • 体験会ではコンパニオンによるデモも行われた
  • 基本的に免許不保持者を含め誰でも体験できるが、身長などいくつかの制限はある
  • ドライヴィングシミュレーター「SODA」。名称の由来は“操舵”の意味から来ているという
  • 東京モーターショーではジェイテクトの伊賀試験場がバーチャル体験できる「JGOGGLE」も用意される
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