【スーパーフォーミュラ 第6戦】チャンピオン争いは4人に…自力圏内は石浦宏明と中嶋一貴

モータースポーツ レスポンス

18日に第6戦(SUGO戦)を終え、残すは最終戦のみとなった今季の全日本選手権スーパーフォーミュラ(SF)。ドライバーズチャンピオン争いは4人に絞られ、2レース制の最終戦鈴鹿(11月7〜8日)で雌雄を決する。

第6戦を終えてのポイント獲得状況は以下の通り(タイトル獲得権を残す上位4人)。

石浦宏明/45点

中嶋一貴/39点

A.ロッテラー/31点

J-P.デ.オリベイラ/31点

最終戦は2レース制のため、ポールポジション(PP)に付与される1点獲得のチャンスが2回(予選Q1=1位が第1レースのPP獲得、予選Q3=1位が第2レースのPP獲得)。さらに最終戦ボーナスが両レースの優勝者に3点ずつ付与されるため、決勝レースでの得点は1〜8位が各8/4/3/2.5/2/1.5/1/0.5点に(1レース制の半分ずつがベース)。つまり最終戦は最大で18点獲得可能となっており、また同点時には大会毎の高得点が比較材料となるため、その意味でも最終戦での12点以上は非常に強い立場を有する。

これらの得点フォーマットを総合的に勘案した場合、最終戦に王座獲得の権利を残せるのは首位から18点差以内。そして自力王座の権利を残すのは首位から10点差以内ということになり、ロッテラーとオリベイラは厳しい立場にあることが分かる。

実質的な争いは自力王座獲得圏内の石浦VS一貴か。今回の第6戦SUGOで石浦(5位)に先着、ポイント差を1点詰めた一貴(4位)は、ホンダ勢2台(2〜3位の山本尚貴と野尻智紀)に前を行かれたのは想定外だったようで、「展開的にはもうちょっと点差を詰められたかもしれなかったので、そこはもったいない気もしますが」と語る。ただ、「それでもとりあえず差を縮めることはできたので、いい流れだと思います」とも話し、「例年(最終戦の)鈴鹿は調子もいいので、特に心配はしていないです。チャンスだと思います」と、2年連続3度目の王座に自信を見せる。

一方で、初王座を目指す石浦も鈴鹿に向けて自信を深めている模様。SUGOでのレース後、「今回は5位でしたけど、これはいろいろと噛み合わないこともあっての結果。予選でもポールが獲れるくらいの速さはマシンにありましたから、それが分かったことはポジティブですね」との旨を笑顔で話しており、比較的コース特性の近い鈴鹿に向け、「不安なく、いけます」との好感触を語っている。

どうやら両雄、甲乙つけがたい“好況”で最終決戦に臨めるようだ。3週間後の戦いが楽しみである。2レース制の場合、決勝のレース距離がいつも(250km)ほど長くないので、とにかく予選とスタートが通常以上に重要になることは間違いなく、予選での「1点×2」の行方もタイトル争いを大きく左右することになるので、現地観戦派には、ぜひ予選日からの鈴鹿入りを推奨したい(最終戦鈴鹿は11月7日が予選、8日が決勝)。

なお、SFのチーム部門チャンピオンは一貴とロッテラーを擁するPETRONAS TEAM TOM’Sが3年連続4度目の獲得をSUGOで決定。舘信秀監督は「例年、どうしてもドライバーズチャンピオン主体で考えてしまいますが、嬉しく思います。両ドライバーとそれぞれの担当エンジニアの組み合わせが実にいい、それが勝因だと思いますね」との旨を語っている。

  • 遠藤俊幸
  • #1 一貴はSUGOでは4位。《撮影 遠藤俊幸》
  • #38 石浦は6点リードで最終戦鈴鹿に向かう。《撮影 遠藤俊幸》
  • 初王座を狙う#38 石浦。《写真 TOYOTA》
  • 2年連続3回目の王座を狙う#1 一貴。《写真 TOYOTA》
  • #1 中嶋一貴は6点差で首位石浦を追う。《撮影 遠藤俊幸》
  • #2 ロッテラーにも王座の可能性は残る(左は担当の東條力エンジニア)。《写真 TOYOTA》
  • トップ石浦から14点差の#19 オリベイラ(ロッテラーと同点)もタイトル争覇圏に残った。《写真 TOYOTA》
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