【新聞ウォッチ】タカタ製エアバッグ異常破裂で国内初の負傷者、日産が原因確認

モータースポーツ レスポンス

気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2015年11月18日付

●対「イスラム国」米仏シリア空爆強化、モスク一部閉鎖検討(読売・1面)

●旅客機墜落、露、爆弾テロと断定(読売・2面)

●タカタエアバッグ原因、静岡・女性異常破裂で負傷、国内初(読売・38面)

●タカタ国内リコール1000万台超える(読売・38面)

●EU域内新車販売、VWは10月0.5%減(朝日・8面)

●東芝、適時開示に不備、東証指南、米原発子会社減損で(産経・10面)

●電動スーパーカブ発売、ホンダ、17年にも、1回充電、距離2倍(日経・11面)

●「HV,次世代車の中核技術」トヨタ・内山田会長、開発・現場の自主性尊重(日経・12面)

●NTN,米に車軸工場、100億円投資、SUV向け増産(日経・12面)

●4-9月期決算番付、純利益額、車・通信の上位目立つ(日経・15面)

ひとくちコメント

国産ジェット機が初飛行に成功するなど「国内初」といえば、ニュース価値はあるが、中にはグッドな話ばかりではなくバッドなニュースもある。

10月末に静岡県伊東市で追突事故を起こした日産自動車の多目的スポーツ車『エクストレイル』で助手席の女性が負傷したのは、「タカタ製エアバッグの異常破裂が原因だった」として、同社が国土交通省に報告した。タカタ製エアバッグで負傷者が確認されたのは「国内で初めて」という。不名誉なことだが、この記事は「国内初」に意味がある。

追突事故は10月28日に発生したが、すでに日産では11月4日の2015年度中間決算発表後に緊急記者会見を開いて、エクストレイルがトラックに追突した際、助手席側に搭載されたエアバッグが異常破裂し、部品が飛び散り、女性の額と左腕にインフレーター(ガス発生装置)の金属片が刺さっていたことを公表していた。ただ、けがが異常破裂によるかどうかの原因は精査中とのことだった。

また、事故車両は2006年製で、日産が5月にリコール(回収・無償修理)を届け出ていたことで、8月に販売会社に持ち込まれたが、気密不良が認められなかったため、修理を先送りにしていたことも明らかになっていた。理由は「交換部品が不足していたからだ」そうだ。

この日産車の事故を重く受け止めた国内の自動車各社は、相次いでタカタ製インフレータを使わない方針を表明していたが、案の定、それが負傷の原因だったことが確認されたことで、タカタ離れは一段と加速することになる。タカタも下期に弁護士費用など50億円を特別損失として計上するそうだが、財務状況の悪化は避けられないとみられる。

  • 福田俊之
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