自転車隊「BEEMS」、中身は交機白バイ隊員

社会 レスポンス

警視庁の自転車隊『BEEMS』(ビームス)の活動が注目されている。10月14日に発足したばかりで、クロスバイクを使って交通安全啓発を行う部隊だ。

14人の隊員は、休日にトライアスロン大会に参加したり、学生時代に自転車競技の参加経験を持つ、いずれも自転車を愛する職員が選抜されている。しかもそのうち11人は交通機動隊の隊員で、通常は白バイで交通取締りなどにあたっているという1人2役だ。

都内各地の交通イベントでは、白のサイクリングウエアにベストを着用してペダルをこぎ、自転車を降りると交通安全のPRに励む。

「ビームスの役割は、模範走行で正しい乗り方をアピールすること。もう1つは、自転車ルールの広報啓発を街頭で行うことです」と、隊長の藤本裕行管理官。

「都内の自転車事故は、信号無視、一時不停止、安全確認の不備など自転車の運転者が原因とするものが後を絶たない状況。ビームスは模範走行で正しい乗り方をお見せします。4人4台一組で各警察署の警察官といっしょに街頭での自転車ルールの広報啓発も行っていきます」

鮮やかな黄緑と白に塗り分けられたクロスバイクと、同系色のウエアとベストが目を引く。とてもいかめしいお巡りさんには見えない。まるで社会人のサイクリングクラブのようだが、自転車のフレームやベストに警視庁、POLICEという文字が記されていて、その違いがわかる。配色はおしゃれを狙ったわけではなく、交通安全のテーマカラーにちなんだものだ。

「タイヤも緑なので、よく聞かれますが、自転車は市販車をそのまま使って特注ではありません」(副隊長・宮迫敏信自転車交通安全対策係長)

BEEMSは略称で、「自転車安全利用指導啓発隊」が正式名称。英訳して単語の頭文字をまとめた。

軽やかにスタートしたBEEMSだが、現在この冬いちばんの課題に直面している。10月の発足式では最適だった専用のウエアは半袖、半パンの夏仕様。寒さに合わなくなってきているのだ。

「これからの季節、しばらくは白バイ隊の冬用ウエアで活動を続けます」(前出・藤本隊長)

  • 中島みなみ
  • 隊長を務める藤本裕行管理官《撮影 中島みなみ》
  • 警視庁 自転車隊「BEEMS」(ビームス)の活動
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