【リコール】三菱ふそう キャンターなど11万8000台、火災や部分焼損事故も発生

業界 レスポンス

三菱ふそうトラック・バスは12月10日、小型トラック『キャンター』など8車種、合計11万8483台について、燃料ホースなどに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。

2010年5月26日から2014年12月9日製造の『キャンター』『ローザ』、OEMモデルの日産『アトラス』の3車種7万8152台については、燃料ホースの不具合が発覚。戻り側燃料ホースの材質が不適切なため、ホースが膨潤するものがあり、接続部が外れて燃料が漏れ、最悪の場合、火災に至るおそれがある。

改善措置として、全車両、燃料ホースを対策品に交換。部品供給が間に合わない場合は、暫定措置として燃料ホースの接続部にクランプを追加する。不具合は108件発生、火災事故が1件発生している。

また、2010年3月30日から2015年7月22日製造の『スーパーグレート』『エアロエース』『エアロクィーン』、OEMモデルのUDトラックス『スペースアローA』『スペースウィングA』の5車種4万0331台については、オイルミストセパレータおよびオイルポンプの不具合が発覚。

オイルミストセパレータについては、エンジンオイル交換時期の設定が不適切なため、オイルミストセパレータにスラッジが堆積して、目詰まりを起こす場合がある。クランクケースの内圧が上昇、エンジンオイルが吸気系に流入して、最悪の場合、意図せずエンジン回転が上昇し、エンジンが破損するおそれがある。

改善措置として、全車両、クランクケースの内圧を測定し、オイルミストセパレータに目詰まりが生じていると判断されるものは、新品のオイルミストセパレータに交換するとともに、エンジンオイルとオイルフィルターを交換する。また、使用条件が厳しいと判断された場合についてもエンジンオイルとオイルフィルターを交換する。さらに、エンジン制御プログラムにエンジン過回転防止機能が入れられていない車両には、エンジン過回転防止プログラムを追加する。不具合は348件発生している。

オイルポンプについては、製造のばらつきにより、ポンプのギヤシャフトが傾くことがあり、ギヤの歯面が摩耗し、使用を続けると、ギヤが破損してエンジンへの供給油圧が低下。最悪の場合、エンジンが焼き付き路上故障や火災に至るおそれがある。

全車両、暫定措置として、オイルポンプ近傍の騒音値を計測し、ポンプの歯面が摩耗していると判断されたものは、対策品に交換する。なお、ギヤシャフト芯ずれ品の検出基準については、市場措置での確実な改善を期すため、暫定措置として措置を開始し、その信頼性を改めて確認したうえで恒久措置に切り換える。

不具合は61件発生、部分焼損事故が1件発生している。

  • 纐纈敏也@DAYS
  • 改善箇所(スーパーグレートなど)
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