【新聞ウォッチ】昨年の米国新車販売15年ぶり過去最高を更新、日本勢「北米頼み」懸念も

モータースポーツ レスポンス

気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2016年1月7日付

●北朝鮮4回目の核実験、「初の水爆」主張、安保理が緊急会合(読売・1面)

●家電・車とつながる未来、外出先で冷蔵庫チェック、お迎え自動運転、米家電見本市「CES」(朝日・10面)

●トヨタのAI研究国内にも拠点(朝日・10面)

●DeNAのネット仲介カーシェア、合法?違法? 国交省「?」 レンタカーと「違い精査中」(朝日・11面)

●ガソリン10週連続安、120円40銭6年7カ月ぶり水準(毎日・4面)

●米の新車販売過去最高、15年ぶり大型車が好調13%増(産経・10面)

●VW、日本販売6年ぶり減、昨年、18%減、排ガス不正響く(日経・13面)

●三菱自、米工場を閉鎖、従業員含む売却を断念、今期、特損200−300億円計上 (日経・13面)

●米タイヤ販社買収断念のブリヂストン、米で200億円増産投資(日経 ・14面)

●日産、中国新車販売15%増、12月、小型車減税が追い風(日経・14面)

ひとくちコメント

不振が続く日本や新興国市場などをよそに、米国の新車販売が絶好調である。米調査会社がまとめた2015年の米新車販売台数が1747万499台と、ITバブル期の2000年以来15年ぶりに過去最高を更新したそうだ。

各紙が1月6日付の夕刊などで報じていたが、原油安によるガソリン価格の低下や景気回復などが消費者の購買意欲を促して、中でもスポーツ用多目的車(SUV)など大型車がバカ売れしたためという。

新車販売ランキングをみると、首位は米ゼネラル・モーターズ(GM)で、前年比5.0%増、2位がフォード・モーターの5.3%となったが、日本車メーカーでは高級車ブランド「レクサス」の販売が過去最高を記録したトヨタ自動車が5.3%増で3位。ホンダは3.0%増で5位、日産自動車は7.1%増で6位、富士重工業も13.4%増で9位となった。

欧州勢では独メルセデス・ベンツが4.7%増で10位となり、排ガス規制逃れ問題の影響で4.8%減と落ち込んだ独フォルクスワーゲン(11位)を米国でも追い抜いたようだ。

米国の新車販売台数は、2008年秋のリーマン・ショック後の不況で09年には1042万台まで落ち込んだが、その後は増加傾向で推移している。低金利政策による自動車ローンの金利低下なども追い風になったとみられている。

ただ、今後はローン金利の上昇や低所得者向け自動車ローンの焦げ付きなどの懸念材料もある。絶好調の富士重工業などでも「北米頼み」の一本足打法に危うさを指摘する声も出ている。

  • 福田俊之
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