サーブとサターン、米国で18万台リコール…タカタ製エアバッグの不具合

業界 レスポンス

かつてGMの傘下にあり、現在はブランド売却および廃止となったサーブとサターン。両ブランドがタカタ製エアバッグの不具合により、米国でリコール(回収・無償修理)を行う。

これは、米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)が明らかにしたもの。GMから、サーブとサターン合計約18万台のリコールの届け出を受けた、と公表している。

このリコールは、タカタ製のエアバッグのインフレーター(膨張装置)の不具合によるもの。ガス発生剤の成型工程や成型後の吸湿防止措置が正しく行われず、密度が不足したガス発生剤が組み込まれた可能性がある。これにより、エアバッグ展開時にインフレーター内圧が異常上昇。インフレーター容器が破損して飛び散り、出火や乗員が負傷する恐れがあるという内容。

今回のサーブとサターンのリコールは、米国で2015年12月、フォード『レンジャー』が事故を起こし、エアバッグの異常破裂で乗員が死亡したことを受けての対応。タカタのエアバッグ問題では、ホンダ以外の自動車メーカーで初の死亡事故となったことから、米当局が自動車メーカーに対して、追加リコールを要請していた。

サーブの場合、2003-2011年モデルの『9-3』、2010-2011年モデルの『9-5』がリコールの対象。サターンの場合、2008-2009年モデルの『アストラ』(オペルからのOEM)が該当。米国で販売された合計17万9861台をリコールする。

  • 森脇稔
  • サターン アストラreproducible
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