【WEC】公式テスト最速時計はポルシェ…新車のトヨタも計画通りに準備進む

モータースポーツ レスポンス

25〜26日、フランスのポールリカール・サーキットで世界耐久選手権(WEC)の公式合同テスト(プロローグテスト)が行なわれた。3メーカーが競う最前線LMP1-Hクラスではポルシェが最速時計をマーク。新車で今季に臨むトヨタも順調に準備を進められた模様だ。

今年もWECの覇権、そしてルマン24時間レース総合優勝の栄誉をかけてぶつかるLMP1-Hクラスの3メーカー、トヨタ、ポルシェ、アウディ。それぞれが今季型マシンを2日間の公式合同テストに持ち込んだ。ポルシェは「919 Hybrid」を2台、トヨタは「TS050 HYBRID」1台、アウディも「R18 e-tron quattro」1台での参加となっている(WEC実戦には各陣営2台参戦)。

■WEC公式合同テスト LMP1-Hクラス最速タイム

1位 #1 ポルシェ919(1分37秒445/2日目-午後)

2位 #2 ポルシェ919(1分37秒487/初日-夜)

3位 #5 トヨタTS050(1分38秒273/2日目-午前)

4位 #7 アウディR18(1分38秒827/2日目-午後)

※カッコ内のタイムの後ろは、そのタイムが記録されたセッション

王者ポルシェがさらに進化したマシンで1-2。初日の午前、午後、夜、そして2日目の午前、午後と、計5つのセッション単位で見ても、ポルシェは毎回トップタイムだった。

完全ブランニューのTS050で今季に臨むトヨタは、ポルシェとの最速タイム比較でコンマ8秒差。もちろん、ポルシェと1.4秒差のアウディも含めて、このタイム状況が今季の勢力図を示すものとは限らない。トヨタは順調に準備を進められているようである。

佐藤俊男 TOYOTA GAZOO Racingチーム代表

「TS050を初めてライバルと一緒に走らせることができ、満足しています。本テストは開幕へ向けた重要なマイルストーンであり、これまでハードワークしてくれた全てのチームスタッフに感謝しています。

異なる空力パッケージを試し、開幕へ向けた準備を計画通り進めることができました。この2日間のテストの内容については満足しており、特にチームの力強いスピリットを目の当たりにできたことを喜んでいます。

開幕戦シルバーストン(4月17日決勝)へと、我々はさらに作業を続け、可能な限り良い位置でシーズンのスタートを切ることができるよう、全力を尽くします」

今回は1台のみの参加だったが、5号車クルーの中嶋一貴組だけでなく、6号車クルーの小林可夢偉組も5号車のステアリングを握っている。ダウンフォースのハイとロー、2つの空力仕様を試せたことは、ローダウンフォース仕様で戦う6月のルマン24時間、初優勝という悲願成就を目指す前半戦最大の山場に向けて心強い材料といえるだろう。

今季開幕まで1カ月を切ったWEC。トヨタは王座奪回とルマン初優勝を目指し、さらに歩みを進めてゆく。

  • 遠藤俊幸
  • TOYOTA TS050 HYBRID写真:FIA WEC
  • PORSCHE 919 Hybrid写真:FIA WEC
  • PORSCHE 919 Hybrid写真:FIA WEC
  • AUDI R18 e-tron quattro写真:FIA WEC
  • AUDI R18 e-tron quattro写真:FIA WEC
  • 前年王者のポルシェは、今季カーナンバー1と2で参戦する。写真:FIA WEC
  • 多くのファンで賑わったポールリカール・サーキット。写真:FIA WEC
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