三菱自 中尾副社長「プレッシャーがかかったんだなと思う」…燃費データ不正

業界 レスポンス

三菱自動車工業の相川哲郎社長らは4月26日、国土交通省で燃費データの不正問題について記者会見し、問題が発覚した『eKワゴン』などの軽自動車の燃費目標が企画当初から発売まで5回改定されたことを明らかにした。

日産自動車と共同で開発したこの軽自動車は、2011年から12年にかけての当初の製品企画段階では目標燃費を26.4km/リットル(JC08モード、以下同)としていた。しかし、その後、ダイハツ工業やスズキなどライバル社の燃費性能が高まるに連れ、目標値を引き上げて行ったという。

結局、13年6月の発売時には、5回の改定を経て最も性能のいいグレードで29.2km/リットルと、当時としては軽の「ハイトワゴン」分野で最も良い燃費で発売した。これが不正による燃費性能だった。

会見で中尾龍吾副社長は、発売時の燃費は前年末に最高燃費で発売された「(ダイハツの)ムーヴを意識したもの」と指摘した。こうした不正の原因は調査中で経営陣は認識していなっかというが、「(不正の)結果から見れば、(担当者に)プレッシャーがかかったんだなと思う」と述べた。

  • 池原照雄
  • 三菱自動車工業の相川哲郎社長と中尾龍吾副社長は4月26日、国土交通省で燃費データの不正問題について記者会見を行った《撮影 池原照雄》
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