【新聞ウォッチ】軽自動車の危機、鈴木修会長「白物家電の二の舞いになる」と危惧

モータースポーツ レスポンス

気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2016年5月11日付

●「三菱」「三井」初の赤字、商社3月期決算、資源安で巨額損失(読売・8面)

●燃費偽装、三菱自きょう調査再報告、他車種不正なし主張へ(読売・9面)

●三菱自,休業手当賃金の8割分、水島製作所、待機の従業員に(読売・9面)

●パナマ文書、日本企業公表に戸惑い(読売・37面)

●三菱自、違法測定ほぼ全車種、91年以降、燃費データ(朝日・1面)

●三菱自、険しい立て直し、軽4車種販売、4月6割減、縮む市場競争激化(朝日経・8面)

●三菱電機、時速73キロ、最速エレベーター、上海に納入(毎日・7面)

●スズキ会長「販売に影響ない」(産経・10面)

●スズキ、最高益1168億円、前期最終、 インドの販売好調(日経・11面)

●4月の輸入車販売8か月ぶり増、VW8%減(日経・11面)

● 中国新車販売ホンダ18.3%増(日経・11面)

●東レ、炭素繊維欧州で増強、高級車向けに50億円(日経・12面)

ひとくちコメント

「すでに秋葉原で軽自動車が並んでいるという噂もあるぐらいだ。白物家電の二の舞いになるのではないか」

スズキの鈴木修会長が決算発表に出席し、昨年4月の税率引き上げ後、16か月連続で前年割れが続く軽自動車の販売不振を危惧しながらこのように語った。

昨年10月以降、全国の主要都市の販売店を視察して「これからはお行儀の悪い売り方をやめて、シェア争いよりも1台1台を大切に真面目に売らなくてはならいと思った」と、自戒の念も込めた。

また、三菱自動車による燃費データ不正問題が軽市場に与える影響については「顧客は優れた能力を持っており、賢い選択をするのであまり影響はない」と述べ、燃費ばかりがセールススポイントではなく「コストと品質を併せ持つキラリ光る商品企画力が大切」との見解を示した。

その三菱自動車は、きょう5月11日、これまでの調査結果を国土交通省に報告するという。「対象車種広がり焦点」(産経)との見方もある一方で「他車種不正なし主張へ」(読売)との報道もある。

かつて、某自動車メーカーのトップが「自動車業界が好調なのは秋葉原で売っていないからだ」と話していたことを思い出す。鈴木会長の「白物家電」発言は、偽装で新車販売が落ち込む三菱自や日産自動車のことばかりでなく、市場の4割を占める軽自動車全体が衰退することを懸念したという大局的な見方をしたことの意義は大きい。

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