ラ・フェラーリ に「スパイダー」確定…CEOが明かす

新車 レスポンス

イタリアのフェラーリ初の市販ハイブリッド車、『ラ・フェラーリ』。同車に、オープン版のスパイダーが設定されることが確定した。

これは5月上旬、自動車メディアの『automobile』に掲載されたもの。同メディアのインタビューに応じたフェラーリのセルジオ・マルキオンネ会長兼CEOは、「ラ・フェラーリの将来の商品は唯一、スパイダーだけ」と明かしている。

ラ・フェラーリは2013年3月、ジュネーブモーターショー13で発表。ラ・フェラーリは、フェラーリ初の市販ハイブリッド車。『F12ベルリネッタ』用の6262cc V型12気筒ガソリンエンジンは、最大出力が800psまで引き上げられ、9250rpmという高回転まで回る。これにフェラーリのハイブリッドシステム、「HY-KERS」から、モーターの最大出力163psが加わる。システム全体で963psという圧倒的パワーを引き出す。

最新のHY-KERS は2モーター方式で、ミッドシップにV型12気筒エンジンをレイアウトし、7速デュアルクラッチ・トランスミッションと1個目のモーターを一体設計。さらに、2個目のモーターは、エンジンの前方にレイアウト。2つのモーターは、バッテリー(二次電池)と接続される。そして減速時には、モーターがジェネレーターの役割を果たし、発生した電力をバッテリーに蓄えるというシステム。

このHY-KERSが、排出ガスを低減すると同時に、パフォーマンスを向上。フェラーリによると、ラ・フェラーリは『エンツォ』比で 0-200km/h 加速タイムを約1割短縮。排出ガス性能はおよそ40%も低減させているという。0‐100km/h加速は3秒以下、最高速は350km/hオーバーの実力を誇る。

ラ・フェラーリについては、限定499台(クーペボディ)の生産を終了したばかり。そして今度は、スパイダーが設定されることが確定した。同メディアのインタビューに対して、セルジオ・マルキオンネ会長兼CEOは、「すでに購入の可能性のある顧客に対して、アプローチを開始した」と明かしている。

  • 森脇稔
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