【ルマン24時間 2016】トヨタ中嶋一貴&小林可夢偉「順調です」…開催まで2週間、現地テスト終わる

モータースポーツ レスポンス

現地5日、「ルマン24時間レース」(決勝18〜19日)の公式現地テストデーがあり、悲願の同レース総合初優勝を目指すトヨタの今季マシン「TS050 ハイブリッド」2台もこれに参加。ドライバーの中嶋一貴と小林可夢偉は、ともに「順調です」との旨をコメントしている。

WEC(世界耐久選手権)の第3戦でもあるルマン24時間。総合優勝争いは、当然ながらWEC最高峰クラスの「LMP1-H」に属する3メーカーのワークスハイブリッドレーサー6台(各社2台)によって展開される。決勝を約2週間後に控えての現地サルト・サーキットでの公式テストを終え、トヨタの中嶋一貴(#5)と小林可夢偉(#6)は以下のようなコメントを語った。

#5 中嶋一貴

「再びここを走ることが出来て嬉しいですし、楽しめました。良い一日となり、天候もドライのまま推移してくれたことで、多くの周回を走れました。

午後にはロングランを担当し、タイヤ選択などで有用な多くのデータを得られました。セットアップも着々と進歩しており、今日望んでいた全ての作業はこなせましたね。チーム全員の努力のおかげで、パフォーマンス面でも昨年に比べ大きな向上が見られ、順調だと思います」

#6 小林可夢偉

「自分にとってTS050 HYBRIDでの初めてのルマンとなりましたが、順調でした。車両のセッティングを進め、多くの周回をこなせました。

今日の目的は多くのデータを収集すること、特にローダウンフォースの空力パッケージでのデータ収集でした。良い一日でしたし、自分としても良い感触でレースウイークに臨めそうです。トヨタドライバーとして初めて迎えるルマン24時間レース参戦を楽しんでいますし、ここにいられて本当に嬉しいですね」

この日のベストタイム的には、総合優勝を争うライバルのポルシェ919、アウディR18に先行されており、ドイツ勢4騎が3分21〜22秒台をマークしたのに対し、トヨタは#5、#6ともに23秒台がベストだった。

しかし、可夢偉と組む#6のマイク・コンウェイが「あまりクリアラップが取れなかったこともあるし、さらなるバランス向上に集中していたので、ラップタイムはそんなに気にしていない。燃料の少ない状態や新しいタイヤでのアタックも試していないので、タイムについてはまだ向上の余地があると思う」と語るなど、トヨタ勢はあくまで内容重視のスタンス、ほぼ一様に「順調」を強調している。その成果が本番につながることを期待したい。

過去総合2位が4回というトヨタが、悲願とするその頂に立てるのか。そして史上3人目にして、日本メーカー車搭乗では初の日本人総合優勝者(トヨタ優勝なら一貴か可夢偉のいずれか)が誕生するのか。第84回ルマン24時間レースは、いよいよ本戦レースウイークに向けてカウントダウン状態となってきた。

  • 遠藤俊幸
  • ルマンのコースに登場した「TOYOTA TS050 HYBRID」(#5と#6)。写真:TOYOTA
  • #6 TOYOTA TS050 HYBRID写真:TOYOTA
  • #6 小林可夢偉写真:TOYOTA
  • #5 中嶋一貴/S.ブエミ/A.デビッドソン写真:TOYOTA
  • #5 中嶋一貴写真:TOYOTA
  • #5 中嶋一貴写真:TOYOTA
  • #5 TOYOTA TS050 HYBRID写真:TOYOTA
  • 今回のテストには、昨年限りで現役第一線を退いたA.ブルツ(左、現在はトヨタのアドバイザー兼アンバサダー)もドライバーとして参加(右は可夢偉)。写真:TOYOTA
  • 今年のルマン総合優勝争いは、アウディR18(最前列左)、ポルシェ919(同中央)、トヨタTS050(同右)によって展開される。写真:TOYOTA
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