東芝、単眼カメラでカラー画像と距離画像を同時取得できる新技術を開発

業界 レスポンス

東芝は6月8日、単眼カメラで撮影した1枚の画像から、カラー画像と距離画像を同時に取得できる撮像技術を開発したと発表した。

近年、自動車の運転支援システムなどで、カメラによる画像センシングの重要性が増している。これらの用途では、2次元映像だけでなく、対象物の形状や動き、距離などの動的な3次元空間の把握が求められる。自動ブレーキ搭載車などで使われるステレオカメラで高い距離精度を得るためには、2つのカメラ間の距離を30cm程度まで離す必要があり、小型化が困難となっている。

今回、東芝は独自のカラーフィルタと画像処理の組み合わせにより、単眼カメラで撮影した1枚の画像から、カラー画像と高精度な距離画像が得られる独自の撮像技術を開発した。水色と黄色のカラーフィルタで構成する独自のカラーフィルタをレンズ開口部に取り付けることで、物体までの距離に応じたボケと色ズレが発生。撮影された1枚の画像から得られるボケと色ズレを画像解析することで、物体までの距離が画素毎に検出可能となる。

同社では、市販カメラを用いた試作により、カメラ間距離35cmのステレオカメラ並みの距離精度が、単眼カメラで撮影した1枚の画像から得られることを確認。同方式は、レンズと画像処理で構成するため、一般的な安価なイメージセンサを利用して構成することができる。東芝では今後、カメラの小型化および画像処理の高速化を行い、早期の実用化を目指す。

  • 纐纈敏也@DAYS
  • 東芝、カラー開口映像技術
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