【スーパー耐久第3戦】ST-4クラスはTOM’S SPIRIT86、ST-5クラスはマツダ・ディーゼルターボが勝利

モータースポーツ レスポンス

鈴鹿サーキットで行われた2016年のスーパー耐久第3戦「鈴鹿“S耐”サバイバル」の決勝。ST-4クラスはNo.86TOYOTA Team TOM’S SPIRIT 86がポール・トゥ・ウィン。ST-5クラスはNo.17DXLアラゴスタ・NOPROデミオSKY-Dが優勝。ディーゼル・ターボ車で初の勝利を収めた。

今回は予選レースで台数が削減され、ST-4クラス16台、ST-5クラス8台でスタート。前回のSUGOとは異なり全クラス混走でレースが行われた。

これまで予選から0.001秒を争う接戦が繰り広げられていたST-4クラスだが、今回は86号車が頭一つぬけ出る展開。4時間耐久の決勝でも序盤から松井孝充が順調に周回。2番手のNo.95SPOONリジカラS2000との差を広げていった。一方、開幕2連勝と今季好調だったNo.13ENDLESS・ADVAN・86は予選トップ3に入れず、敗者復活レースへ回ることに。そこで上位に入り決勝出走権は獲得したが後方からの追い上げとなり苦しいレース展開を強いられた。

開始1時間を経過したところで本格的に雨が降り出すが、86号車のペースは衰えることなく、レースの折り返しを迎える頃には24.6秒のリードを築く。ドライバーも松井孝充、蒲生尚弥、井口卓人とバトンをつなぎ全員がミスのない完璧な走りを披露。最終的に42秒の差をつけて念願の今季初優勝を飾った。2位には95号車のホンダ『S2000』、3位には13号車トヨタ『86』が粘り強く追い上げ表彰台の一角を確保した。

これまで歯車が噛み合わず本来のパフォーマンスがなかなか引き出せていなかった86号車。アンカーを務めた井口は「特に今のクルマは鈴鹿にも合っているし、今週末は流れがすごく良かったので、メカニックにもドライバーにも負担が少なく決勝に臨めました。これだけノーミスで行ければいい結果が出るんだなと改めて思いましたね。ようやくスタート地点に立ったという感覚があるので、これを機に残り3戦全部勝てるように頑張りたいです」と、チャンピオン争いでの逆転も視野に入れている様子だった。

ST-5クラスは、前回のSUGOで圧倒的な強さを見せていたNo.88村上モータースMAZDAロードスターNDが予選から苦戦。逆にホンダ『フィット』勢がレース序盤から上位争いを展開。決勝でもNo.69BRP★J’S RACINGホンダカーズ浜松北みきゃんFITが前半はリードしていた。

そこに後方からスタートした17号車のマツダ『デミオ』がディーゼル・ターボの最大の武器である好燃費を生かし2ストップ作戦を敢行。3ストップ作戦を行うライバルの残り1時間を切るあたりから次々と逆転。ついに68周目に69号車もかわしトップに浮上した。最後は11.5秒差と僅差の戦いとなったが、しっかりポジションを守りきりクラストップチェッカー。マツダのディーゼル車が初勝利を飾る快挙を成し遂げた。

17号車の野上監督は「いろんな意味で雨もこちらに味方してくれたかなと思います。最後はなんとか逃げ切れてギリギリでしたが勝てて良かったです。まだ一発の速さではフィットに届かないところもありますが、ここ1年半コツコツと積み重ねて、ようやく勝負できるところまで来たかなと思います。次の富士は9時間のロングレースですから燃費がいいディーゼルが勝負の鍵になってくると思います」と、ディーゼルでつかんだ勝利に安堵すると同時に、次戦に向けても自信をみせていた。

  • 吉田 知弘
  • 2016 スーパー耐久 第3戦 決勝《撮影 益田和久》
  • 2016 スーパー耐久 第3戦 決勝《撮影 益田和久》
  • 2016 スーパー耐久 第3戦 決勝《撮影 益田和久》
  • 2016 スーパー耐久 第3戦 決勝《撮影 益田和久》
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