【ルマン24時間 2016】リベンジのアウディ、ロッテラー「高効率のマシンを最大限活かす」

モータースポーツ レスポンス

間もなく決勝レースを迎えるルマン24時間耐久レース。アウディ7号車『R18』を駆るアンドレ・ロッテラー選手は、この地で3度栄冠を手にしたベテランドライバーだ。今回はどのような思いで本戦に臨むのか、話を聞いた。

----:昨年の車とはドライビングフィールの面でどう違うか?

アンドレ・ロッテラー選手(以下敬称略):ドライバーとして一番違いに気づくのはアクセルを踏んだときだね。1000馬力近くも出るので、より一層の加速感を得られる。コクピットの設計に変更があって、モノコックが小さくなりドライビングポジションが変わったので、それも違いを感じる部分。エアロダイナミクスに関しては色々な変更点があるけれど、ドライバーとしてはあまり違いを感じないんだ。押し当て圧力はほとんど変わっていないし、走っていて違和感はないよ。

----:長時間走るなかで、ドライビングポジションの変化による影響は?

ロッテラー:昨年よりは快適ではないと感じるよ。足が以前より曲がった状態になるので腰に負担がかかるし、自分としてはもう少しフラットな方がいい。でも、安全性の理由でレギュレーションが変わっているし、エアロダイナミクスの効果を考えるとノーズを上げた方が空気が下に入りやすい。シート自体も改良して工夫しているし、車の挙動の感じ方も練習しているうちに慣れてくるものだから、問題はないと考えているよ。

----:ドライバーから量産者の開発陣まで多くの人が関わっているが、チームの雰囲気はどうか?

ロッテラー:雰囲気はとてもいいね。アウディではチームスピリットを非常に重視していて、家族的な雰囲気を大事にしている。いつでも皆で助けあって協力しあうんだ。こういうモータースポーツでは、開発面でも色々なリソースが必要になってくるし、アウディ本社からのサポートも十分。とても満足しているよ。

----:今年ポルシェにリベンジすることはチームの強い意志?

ロッテラー:もちろん、ルマンには勝つために来ている。前回は、非常にタイトな差でうまくいかなかったけど問題自体は小さくてシンプルなものだった。レギュレーションが厳しくなってスピードも抑える方向に向かっているけど、新しく高効率のマシンに仕上がっているので、それを全面的に活用して決勝に臨むよ。

100年近くの歴史があって、多くのレジェンドが生まれて、多くの車が進化した世界最高峰のレースに出るというだけでモチベーションは十分に持てる。しかも、アウディのような勝ち目のある車にのって出られることはそれ自体が意欲になるんだ。勝ったらどういう気持ちになれるかは経験済みだから、優勝を目指すのみだね(笑)。

《取材協力・アウディジャパン》

  • 吉田 瑶子
  • アンドレ・ロッテラー選手(右)とアウディスポーツ代表のDr. ウォルフガング・ウルリッヒ(左)《撮影 吉田瑶子》
  • ルマン24時間レース、アウディ プレスカンファレンス《撮影 吉田瑶子》
  • アンドレ・ロッテラー選手《撮影 吉田瑶子》
  • #7アウディ『R18』《撮影 益田和久》
  • #8アウディ『R18』《撮影 益田和久》
  • ルマン24時間耐久レース 2016《撮影 吉田瑶子》
  • アンドレ・ロッテラー選手《撮影 小林稔》
  • アンドレ・ロッテラー選手《撮影 小林稔》
  • アンドレ・ロッテラー選手《撮影 小林稔》
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