アウトモビリ・ランボルギーニ、イタリア本社のミュージアムをリニューアル

業界 レスポンス

アウトモビリ・ランボルギーニは、サンタアガタ・ボロネーゼ本社に新ランボルギーニ・ミュージアムが完成したと発表した。

今回、館内のレイアウトと展示を一新し、マルチメディアを使用した展示やアクティビティなどの体験を提供する。

エントランスと1階は2つのテーマで構成される。来場者はエミリア地方をイメージさせるセットを背景にアヴェンタドールと『ウラカン』のエンジン音によって出迎えられる。その先にサンタアガタで製造された初の車両『350 GT』(1963年)や伝説の名車『ミウラ』を展示。ミウラの構造的特性を示すローリングシャシーの横には、現存する唯一の「ロードスター」を展示する。

技術をテーマにしたエリアには、代表的なエンジンのほか、4輪駆動の『ディアブロ』、アルミニウム製シャシー搭載の『P140』、カーボンファイバー製のボディを持つ『セスト・エレメント』、ハイブリッドなデザインの『アステリオン』など、技術革新をもたらしたモデルを展示する。

「歴史」を訪れた後は、「未来」だ。2018年のデビューに向け開発中のランボルギーニSUVコンセプトモデル『ウルス』や、現存する全SUVモデルの最先端『LM002』を展示する。

2階は、主にふたつのテーマとエリアに分かれる。現在の『アヴェンタドール』に始まり『400GT』をはじめとするフロントエンジン型のクラシックモデルにまで全モデルを展示したエリアと、もう一つがモータースポーツをテーマとしたエリア。

レーストラックをイメージしたガレージに『ディアブロGTR』、『ガヤルド』、ウラカンのスーパートロフェオ仕様モデルを展示する。加えて、ランボルギーニV12型エンジンを搭載したF1モデル、ロータスL102と1990年〜1991年シーズンのランボルギーニ・モデルの2台も展示する。

また、ウラカンのシートに座ってランボルギーニ・スーパートロフェオのスリルを体感できるヴァーチャルリアリティシステム2台、最近のレース映像を通じてリアルなスーパートロフェオに迫るビデオウォールなど、マルチメディアを駆使した体感コーナーも設ける。

GTとスーパートロフェオ選手権で使用したウラカン・モデル2台を使用した展示では、自らステアリングホイールを握ってレースドライバーが使用する機能を試すことができる。写真撮影もできる表彰台には、頭上のスクリーンに母国の国旗を選んで表示できる。

中央エリアは、ミウラとその50年にわたる歴史のコーナーとなる。50周年を記念して、唯一現存するロードスターモデルを展示するほか、1965年当時にミウラのデザイナー、ジャン・パオロ・ダラーラとパオロ・スタンザーニが思い描いた車の進化と技術革新を物語るローリングシャシーを紹介する。

ミュージアムの落成式は、オーナー一行がイタリアのエミリア=ロマーニャ州、リグーリア州、トスカーナ州をめぐる500kmにおよぶラリー「ミウラ・ツアー」第1ステージ開始のタイミングに合わせて開催した。本社の中央には、ツアー参加者の愛車ミウラ20台が展示された。南イタリアのバーリ付近に駐屯するジョーイア・デル・コッレ空軍基地から出動した第36航空戦闘団のユーロファイター4機の低空飛行による歓迎を受けた。

  • レスポンス編集部
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