パパママに受ける ノア/ヴォクシー HV、スポーティな外観の内側にある2つのチューニング

エコカー レスポンス

トヨタ『ノア』『ヴォクシー』のハイブリッド車に“エアロ仕様”が設定されて半年が経った6月30日、開発主任の梅田尚幸氏はユーザーの反応とチューニング内容について教えてくれた。このクルマのメインユーザーである“30代の子持ち家族”は何を求めているか?

「まず、このハイブリッド車のエアロ版が出るのを『待っていた』と言ってくれる人が多かった」と梅田氏。1月に追加されたヴォクシー「ZS」、ノア「Si」(ともにハイブリッド)には、フロント大型バンパー(メッキ加飾)やフロントフェンダーなどの専用エアロパーツに加え、専用16インチ鍛造アルミホイールで足回りを引き締め、よりスポーティな印象が与えられた。

こうしたスタイリングに、幼稚園の送り迎えやママ友ランチ、ショッピングなどでハンドルを握るママたちが「ほしい」と感じたという。「子どもが生まれて、軽ワゴンなどからのステップアップとしてこのクルマに移ってくる。さらに、経済的に余裕が出てきて(初期投資はかかっても)ハイブリッドの燃費がほしいという人たちが、こうしたスタイリッシュなミニバンを求めている」と梅田氏はいう。

このHVエアロ版には、公表されていないチューニングが「おもに2つある」という。梅田氏はこう続ける。

「外観をただカッコよくするだけじゃなくて、チューニングも施した。メインとしては、アブソーバーの見直しと、パワーステアリングのEPSチューニング。開発途中で定めたショックアブソーバーやパワーステアリングの動きを、現行のボディや骨格にあわせてチューニングした」

「アブソーバーは、少し固い方向に変えた。ホイールも鍛造(ハイブリッド専用16インチ鍛造アルミホイール)にしたので、バネ下が軽くなったぶん、アブソーバーの動きも変わってくる。ステアリングは、切り出したときに『少し軽い』という声があったので、最新の操舵感を加えるチューニングを実施した」

こうしたチューニングは、「ノア・ヴォクシーにハイブリッド版があったら買ったのに」というユーザーの心に刺さったという。梅田氏は、外観デザインやスポーティさに加え、各部のチューニングによる乗り心地の進化を体感してみて」とも話していた。

  • 大野雅人
  • ノア ハイブリッド《撮影 大野雅人(Gazin Airlines)》
  • ノア ハイブリッド《撮影 大野雅人(Gazin Airlines)》
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