【新聞ウォッチ】トヨタの新型 86、顧客層も団塊世代から若者へマイナーチェンジ

モータースポーツ レスポンス

気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2016年7月6日付

●与党改選過半数へ堅調,民進、苦戦続く、参院選終盤状勢本社調査(読売・1面)

●海外援助安全策強化、首相、国内外テロ対策指示(読売・1面)

●リオ五輪あと1か月(読売・1面)

●スポーツカー続々投入、「86」「R8」車離れの若者狙う(読売・6面)

●日産とルノー提携効果4900億、コスト減,売上げ増で(読売・6面)

●日系自動車各社中国の販売増加、1〜6月の新車(朝日・8面)

●円高再び101円台、日銀の緩和余地乏しく(毎日・6面)

●東京地区タクシー、初乗り400円台、年内にも実現,国交省審査入り(東京・2面)

●スポーツカー拠点、アウディが新展開(東京・7面)

●格安スマホ、ソフトバンクも新機種、大手参入でも及び腰(日経・13面)

●月面探査「HAKUTO」スズキが支援、四輪駆動など提供(日経・14面)

ひとくちコメント

三菱自動車とスズキによる燃費データの不正問題ばかりがクローズアップされていたせいなのか、最近は輸入車以外の新型車関連のニュースが極端に少ない。それも道理で、国内の自動車メーカーが新型車の投入にあまり積極的ではなかったためと思えるからだ。

そんな中、きょうの各紙の経済面には久しぶりに新型車のお披露目の話題を取り上げている。記事によると、トヨタ自動車が富士重工業と共同開発している小型スポーツカーの『86(ハチロク)』の性能などを一部改良し、8月1日の発売を前に静岡県の富士スピードウェイで一部の報道関係者にお披露目をしたというからだ。

ただ、各紙を比べるとその記事の掲載には大きな温度差がある。まず、経済面のトップ記事で報じたのは産経で、タイトルは「トヨタ『86』若者狙い」。約4年ぶりの改良で、『加減速など操作に対する対応を速くして『走り』の楽しさをアピールし、中高年層を中心に支持されている小型スポーツ車市場を若者にまで広げる狙いがある』と伝えている。

日経も「『86』若者にアクセル」との見出しで、「発売を機にトヨタは全国の販売店に専門スタッフが接客する売り場を設置したほか、『86』オーナーが全国のコース情報などを支援する交流サイト(SNS)を設けるなど消費者との新たな接点づくりに力を入れている」と説明。

読売も「スポーツカー続々投入、車離れの若者狙う」として、「86」や富士重工の「スバルBRZばかりではなく、昨年発売したホンダの軽スポーツカー「S660」や海外勢では独アウディの「R8」などと合わせて取り上げている。

地味な掲載は毎日と朝日で、このうち「格安スマホ」の割引合戦を経済面のトップに取り上げた朝日は、紙面の片隅の「商品ファイル」のコーナーでわずか13行の短い記事で紹介。

ちなみに、他紙よりも購読料金の安い東京は2500万円もするアウディの最高峰スポーツカー「R8」は取り上げたが、300万円弱で買えるトヨタの「86」の記事は見当たらなかった。

各紙とも一般の読者にはわからないそれぞれの事情があるようだが、それはともかく、スポーツカーイコール「『走り』の楽しさ」などをアピールしたり、SNSの活用でコース情報などを流すことで、そもそもクルマに関心を示さない若者たちを唸らせることができるのかどうか。発売後の購入顧客の年齢層が興味深い。

  • 福田俊之
  • トヨタ 86 GTリミテッド
  • ルノー日産 アライアンスCEOオフィス アルノー・ドゥブフ SVP 会見《撮影 小松哲也》
  • HAKUTOのローバー《撮影 高木啓》
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