【新聞ウォッチ】ホンダ車にAIで「愛」を注ぐソフトバンクの孫正義社長

モータースポーツ レスポンス

気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2016年7月22日付

●露陸上リオ出場認めず、仲裁裁判所、68選手の訴え退け(読売・1面)

●車AIに異業種の知恵、ホンダ、ソフトバンクと提携(読売・10面)

●ガソリン122円、3週連続下げ、行楽シーズン前家庭に朗報(読売・11面)

●自動運転揺れる規制指針、「完全に車任せ」か「段階的に実現」か、米当局近く結論(読売・7面)

●都市対抗野球、豊田市・トヨタ好機に一気、第7日(毎日・19面)

●ポケモンGO歩きスマホ厳戒(毎日・31面)

●米テスラ、大型商用車参入(日経・11面)

●円高の影響見極め、プロが読む4〜6月期決算のポイント、トヨタや任天堂に注目(日経・17面)

ひとくちコメント

英半導体大手のARMを3兆3000億円(240億ポンド)で買収することで話題を集めたばかりのソフトバンクだが、こんどは、ホンダとAI(人工知能)をクルマに搭載し、ドライバーの気持ちを推し量るようにして音声で会話する技術などの共同研究を始めるという。

ソフトバンクグループが都内で開いた企業向けのイベントで発表したもので、きょうの各紙も「AIで車に感情、対話、異業種間の連携が加速」(日経)などと、大きく報じている。

ソフトバンクが人型ロボットの『ペッパー』などで開発を進めている、人の感情を読み取ったり、ふるまったりするAIの技術を応用し、クルマのカーナビやカメラ、センサーなどと組み合わせ、ドライバーがクルマに対して友人や相棒のように接し、より愛着を感じてもらうことを目指すのが狙いという。

このうち、産経は「AI搭載“愛ある車”開発へ」とのタイトルで、ソフトバンクグループの孫正義社長がイベントで「ホンダの車に『愛』が入ります」と強調したことを伝えている。

もっとも“愛ある車”については、トヨタ自動車の豊田章男社長が「『愛車』というように『愛』がつく工業製品はクルマ以外にはあまりない」との言葉をよく使っており、孫社長にしては独自性のないフレーズだ。

それはともかく、朝日は「つながる車開発加速」として、ソフトバンクとホンダの共同研究以外にも、トヨタがKDDIと協力し、ネットにつなぐための通信機の仕様を2019年までに世界で共通化するほか、デンソーもNTTドコモと組んで大容量の情報を高速でやり取りできる技術の共同研究に着手することなどと取り上げている。

「自動運転」といい「つながるクルマ」といい、異業種との提携などで進化形の付加価値を高めた新車の開発が加速している。だが、ガラケー世代としては、長距離のドライブでも疲れないで安全なハンドル操作で“走る喜び”を体感できればたとえポンコツ車でも「愛車」として愛着を感じるのだが……。

  • 福田俊之
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