【新聞ウォッチ】円相場急伸、一時99円台突入…トヨタなどの想定レートも突破

モータースポーツ レスポンス

気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2016年8月17日付

●Rio2016、高橋・松友「銀」以上、卓球男子も初の決勝(読売・1面)

●訪日増へ地方空港支援、国交省方針、着陸料を減(読売・1面)

●円高一時99円台、英のEU離脱決定以来(読売・2面)

●開発進むミラーレス車、カメラ精度向上が課題、18年頃実用化見通し(読売・8面)

●IT農業衛星で後押し、信号受信、トラクター自動走行(読売・9面)

●日本式鉄道バンコクへ、パープルライン(朝日・4面)

●独アウディ「青信号まで何秒」通知(毎日・6面)

●国道トンネルで事故5人死傷、奈良(産経・24面)

●東レ、宇宙船に炭素繊維、スペースXと基本合意、2000億円超(日経・1面)

●ホンダ、主力二輪改良、インドネシアで、車体を軽く(日経・9面)

●スズキ、マレーシア工場を閉鎖、二輪車、生産台数伸びず(日経・12面)

●二輪車の東南アジア利益率、ヤマハ発、10%に上げ、18年12月メド(日経・15面)

ひとくちコメント

電光掲示板には「99.590」の数字が大きく表示された。リオ五輪の競技場ではなく、金融機関の為替相場を示すモニターである。ニューヨーク外国為替市場で円相場は一時1ドル=99円台半ばまで急伸。英国の欧州連合(EU)離脱が決まった6月24日に東京市場で1ドル=99円00銭をつけて以来、約1カ月半ぶりの円高ドル安水準。1ドル=100円突破は7月8日以来約5週間ぶりだ。

きょうの各紙も、リオ五輪のニュースで埋め尽くされている紙面の中で、「円高一時99円台」を大きく報じている。

再び円高に進んだ背景には「米国の追加利上げ観測の後退」に加え、東京市場はお盆休みで取引が少ないため円買いドル売りが加速したという。ただその後は、ドルが買い戻されて1ドル=100円台を回復するなど荒い値動きとなっている。

こうした中、日銀がマイナス金利政策を導入してちょうど半年が経過。きょうの日経が「意図せぬ円高99円台」とのタイトルで「円安に導きたい日銀の意図とは裏腹に、円相場は一時1ドル=100円の節目を突破」。「肝心の物価は上がるどころか下落基調を強め、銀行の貸し出しも増えていない。狙いどおりの効果が表れず、日銀は焦りを深めている」と伝えている。

例えば、トヨタ自動車は1円の円高が進むと400億円の営業減益要因となる。想定為替レートは従来よりも3円円高の100円に見直したが、その想定ラインもあっさり突破。お盆休み中でも、自動車や電機などの関係者は、五輪のメダル争い以上に気がかりだろう。

  • 福田俊之
  • リオ五輪バトミントン女子ダブルス、高橋選手・松友選手(準決勝対韓国戦)(c) Getty Images
  • タイ国バンコク市の都市鉄道パープルライン
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