【新聞ウォッチ】夢か現実か?…フォード、ハンドルもブレーキもない自動運転車量産へ

モータースポーツ レスポンス

気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2016年8月18日付

●Rio2016、伊調、登坂「銀」以上、レスリング女子(読売・1面)   

●7月訪日客、過去最高、クルーズ船人気、中国初の70万人(読売・2面)

●完全自動運転開発加速、フォード21年に生産(読売・8面)

●道路点検スマホで楽々、痛み発見、記録車で走るだけ(朝日・5面)

●JR夕張支線19年春廃止、交通網整備条件に市提案(朝日・30面)

●川重、シリコンバレーに拠点、10月設置、IoTやAIのベンチャー発掘(産経・8面)

●お盆休みの渋滞昨年より増加(東京・26面)

●自動車軽量化に的、日本製紙、新素材量産へ(日経・12面)

●ガソリンお盆で下げ拡大、店頭121.7円競争激化で(日経・19面)

●大江戸線22駅、パラ競技を紹介、都、25日から(日経・33面)

●車補助ミラー撤去防止、国交省、取り付け法を明文化(日経・34面)

ひとくちコメント

米自動車大手のフォードモーターが、ハンドルやブレーキペダルなどを装備しない完全自動運転車の生産計画を発表したことで話題を集めている。

フォードモーターによると、5年後の2021年に完全自動運転車の生産を開始するというもので、スマートフォンなどを使って配車サービスを行う「ライドシェア」と呼ばれる事業者向けに販売することを想定しているそうだ。

フォードモーターは、自動運転技術の開発を加速するため、米西海岸にあるシリコンバレーの専門部署の人員を17年までに2倍に増やすほか、自動運転に不可欠のセンサー技術や画像情報の処理、3次元の地図情報などに強みがあるベンチャー企業4社との提携も強化するという。

8月17日付の一部夕刊が報じたほか、きょうも各紙が「完全自動運転開発競争激化」(産経)などと、取り上げている。このうち、毎日は「フォード戦略、日本勢と相違」として、トヨタ自動車などの日本勢は「完全自動運転を視野に入れつつ、自動運転を高速道路に限ったり、ドライバーの補助にとどめたりするなど段階的な導入を図っている」と解説。

日経などによると、フォードモーターのマーク・フィールズ最高経営責任者(CEO)は記者会見で「ハンドルもブレーキもない、運転手も必要ない」と強調。「自動運転車は、我々が100年前に車の量産化につながる生産ラインを生み出したことに匹敵する大きな衝撃を、社会に与えられる」と言い放ったそうだ。

果たして、ハンドルもブレーキもないモノを「クルマ」と呼ぶことができるのか。メディアが煽れば煽るほど、そんな新たな議論も加速しそうだが、「決められた路線を走る路面電車ですら無人化が難しいのに」と、懐疑的な見方をしている日本の自動車メーカーがあることも忘れてはならない。

  • 福田俊之
  • フォードの自動運転
  • 「金」獲得の伊調(c) Getty Images
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