負傷したネコの保護を行っていた警官がひき逃げされて重傷

社会 レスポンス

22日午後10時20分ごろ、埼玉県さいたま市北区内の国道17号で、交通整理を行っていた警官の指示を無視して進行してきた乗用車が、車道上にいた警官2人を次々にはねる事故が起きた。2人は重傷。クルマは逃走したが、警察は後に20歳の男を逮捕している。

埼玉県警・大宮署によると、現場はさいたま市北区宮原町1丁目付近で片側2車線の直線区間。通行人から「車道上にクルマと接触して負傷したらしいネコがいる。動けないようだ」との通報を受け、同署員5人が現場へ急行。路上のネコを確認して保護を開始したところ、交通整理の指示を無視して進行してきた乗用車が突っ込んできた。

41歳の男性巡査長と、21歳の男性巡査がクルマの直撃を受け、近くの病院へ収容されたが足を骨折するなどの重傷を負った。クルマはそのまま逃走したことから、警察では重傷ひき逃げ事件として捜査を開始。ナンバーの目撃情報から周辺捜索を実施したところ、事故から約2時間後に大宮区内で容疑車両を発見し、運転していた北本市内に在住する20歳の男を自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)や道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕している。

聴取に対して男は「警官をはねたので怖くなって逃げた」などと供述しているようだ。男の呼気からは酒気帯び相当量のアルコール分を検出しており、警察では飲酒運転の発覚を恐れて逃走したものとみて、飲酒した場所や量の特定を急ぐとともに、事故発生の経緯を詳しく調べている。

  • 石田真一
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