佐川急便、「おみやげ検疫円滑化」に取り組み

業界 レスポンス

佐川急便とジャパンショッピングツーリズム協会(JSTO)は、直売所、道の駅に立ち寄る訪日外国人旅行者やクルーズ船で訪日する外国人旅行者に対して、お土産として購入した農畜産物を国外へ持ち出す際に必要な動植物検疫手続の円滑化に向けた取り組みを開始した。

お土産用農畜産物の持ち帰りでは、持ち出す相手国や品目によって動植物検疫の条件が異なることや、手続が分かりにくいため、訪日外国人の手間となっている。動植物検疫手続上の課題解決を図り、国外への持ち出しに検疫を必要とする外国人が円滑に農畜産物を持ち帰られるようにする。

JSTOは、「道の駅」の直売所で購入した農畜産物の持ち帰りを円滑化させる仕組みを拡大する。直売所や道の駅等、全国15カ所の店頭で、品目別国別に異なる輸出植物検疫の条件表を掲示する。直売所がシンガポール向け畜産物輸出検疫条件を紹介するリーフレットを店頭設置する。

輸出植物検疫の申請書を店頭に設置し、販売事業者が輸出植物検疫を必要とする訪日外国人旅行者に対して、申請書の記載をサポートする。訪日旅行客が購入した農畜産物のうち、輸出検査が必要なものについて、物流業者や旅行業者が受検を代行した上で、訪日旅行客の帰国日に合わせて空港に届け、検疫済みの農畜産物を空港で受け渡す取り組みを実施する。

また、佐川急便はクルーズ船客に対し農畜産物の持ち帰りを円滑化させるモデルを構築する。

クルーズ船寄港地付近の直売所やショッピングモールへ、クルーズ船で訪日する外国人旅行者を誘導し、スムーズに検疫手続ができることを案内する。販売事業者が、訪日外国人旅行者に対して動植物輸出検疫の申請書記載をサポートする。クルーズ船客の訪日観光中に物流事業者が検疫手続を代行し、クルーズ船で出国する際にターミナル付近のブースで検疫済農畜産物を引き渡す。

これらの取り組みの効果として、訪日外国人旅行者の輸出検疫手続や荷物の持ち運びにかかる手間が軽減されるとしている。

  • レスポンス編集部
  • 「ダイヤモンド・プリンセス」(資料画像)(c) Getty Images
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