アルコール検知逃れ11人、女性ガイドが会社に申告し発覚...観光バス大手「ヤサカ観光バス」

社会 レスポンス

東京ヤサカ観光バス(粂田佳幸取締役会長)の運転手が、運行中の宿泊で飲酒。翌日の運転前に実施するアルコール・チェックで検知逃れをして、社内処分を受けていたことが明らかになった。

検知逃れが行われたのは、2013年2月17〜19日の日程で実施された中学生の林間学校の運行途上のことだ。11人の運転手と未成年者を含む女性ガイドらが宿泊先で酒席を囲んだ。飲酒した運転手8人が、翌日の運行前に法令で義務付けられているアルコール検知で、飲酒をしていない身代わりを立てて、アルコール検知を逃れた。

通常の運行前のアルコール・チェックは、社内に常駐する運行管理者の目の前で実施されるが、遠隔地でのチェックは、アルコール検知器を携帯電話に接続して、カメラに検知の様子を写しながら、点呼の一環として実施される。

同社運転手の検知逃れは検知器のセットを2組使い、飲酒をした運転手がカメラの前に立ち、飲酒をしなかった別の運転手が、カメラの死角から検知器に呼気を吹き込こんでいた。飲酒した運転手の呼気は、同社にデータを送る携帯にはつながっておらず、運行管理者の点呼を逃れて、そのまま運転を続けた。

同社は女性ガイドから通報を受けて事実を知り、社内調査を実施。同年3月13日付で、関係した運転手11人を出勤停止3日間にした。また未成年の飲酒については始末書の提出を求めた。

東京ヤサカ観光は同社ホームページによると、東京に本社、埼玉県川口市と神奈川県横浜市などに営業所を持ち、車両150台を所有する。1961年に設立された貸切バス業界の大手。

  • 中島みなみ
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