【新聞ウォッチ】ノーベル賞日本人3年連続、今年は大隅良典氏に生理学・医学賞

モータースポーツ レスポンス

気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2016年10月4日付

●大隅氏ノーベル賞、生理学・医学賞、細胞の自食作業発見(読売・1面)

●ロボット業種超え参入、トヨタ・三菱UFJなど(読売・8面)

●円高企業の収益圧迫、9月景況感、2期連続横ばい(朝日・6面)

●4〜9月新車販売4年連続前年割れ(朝日・9面)

●「家電見本市」きょう開幕、IoT開発で盛り上がり(東京・7面)

●超小型EV民間活用促す、国交省が走行規制緩和、観光・通院にも拡大(日経・5面)

●家庭用ロボ、相次ぎ登場、トヨタは会話ロボ(日経・11面)

●水島製作所の「軽」生産、三菱自が夜間作業再開(日経・11面)

ひとくちコメント

昨年も一昨年も栄誉の「朗報」を伝えたのがきのうのように記憶しているが、今年も3年連続で日本人の「快挙」を取り上げることになった。

生物が細胞内の物質を自ら分解して再利用する「オートファジー」の仕組みを解明した業績で、東京工業大学栄誉教授の大隅良典博士に2016年の「ノーベル生理学・医学賞」が贈られることが決まった。

日本の医学生理学賞の受賞は2年連続で4人目、単独受賞は利根川進博士以来である。

振り返れば、日本人のノーベル賞受賞は米国籍を含めて25人目となる。15年の生理学・医学賞に大村智・北里大学特別栄誉教授、物理学賞に梶田隆章・東大宇宙線研究所長が選ばれたのに続く朗報である。14年には、青色発光ダイオード(LED)の開発で赤崎勇・名城大終身教授ら3氏が物理学賞に輝いており、3年連続の快挙となる。

きょうの各紙も全紙が1面トップで「大隅氏ノーベル賞」報じているが、社説、社会面などでも詳しく取り上げている。

そのオートファジーの詳しいメカニズムを解明するために長年研究に打ち込んだ大隅さんの人柄と生きざまには学ぶことが多々あるようだ。

たとえば、毎日などが社説で紹介しているが「大隅さんのモットーは『流行のテーマを追うのではなく、自分がおもしろいと思うことを研究する』こと。その研究歴を振り返ると、研究の流行に左右されず、一見地味な分野で、こつこつと自分の好きな研究を続けてきた姿勢がよくわかる。まさに科学者らしい科学者だ」と伝えている。

また、朝日は社会面で「へそ曲がり」を自認する研究者だったと取り上げている。大隅さんは「人がやっていないことをやる方が楽しい。それがサイエンティストの本質だと思う」と説明。「一番乗りを競うより、誰もっていないことを見つける喜びのほうが大きい」と若い研究者にエールを送ったそうだ。

このメッセージは若い研究者ばかりではなく、年甲斐もなく「一番乗り」を競おうとする見苦しい中高年たちにも身につまされる言葉でもあるようだ。

  • 福田俊之
  • トヨタ KIROBO mini 《撮影 阿部哲也》
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