バイクギャラリー バイクアルバム1~4

バイクアルバム

こだわりのあの名車が勢揃いのバイクアルバム、随時、更新中。
Volume 4

KAWASAKI 500SS MACHⅢ(1969年)

KAWASAKI 500SS MACHⅢ(1969年)
全長×全幅×全高: 2095×840×1080mm
エンジン形式: 空冷2ストローク並列3気筒ピストンバルブ
排気量: 498cc
最高出力: 60ps/7500rpm
最大トルク: 5.85kg・m/7000rpm
乾燥重量: 174kg
価格: 298,000円(1969年)

1960年代後半から1970年代にかけてエポックメイキングなバイクが各メーカーより登場しているが、主要な市場は北米であった。北米からのリクエストに応え、最高速200km/h、ゼロヨン12秒台を目標に1967年より開発が始まった500SS MACHⅢ。2気筒も並行して開発されたが、繰り返しテストした結果、3気筒でも支障が無いと判断され、初のCDI点火、ボトムニュートラルのシフトパターンを採用し、国内仕様は1969年にデビューした。先に発売された輸出モデル(白に紺色のライン)とは異なり黒い燃料タンクを装着し、後に「白マッハ」、「黒マッハ」と呼ばれた。ピーキーなエンジンとフロント荷重の少ない車体により「3速でもフロントが浮く」等、「ジャジャ馬マッハ」との逸話も多数生まれた。CDI点火に不備があり1969年後半には「赤マッハ」が登場し、その後、1970年後半には燃料タンクにリブのないモデルが、1971年にはフロントにディスクブレーキを装着し、燃料タンクにレインボーのラインが入ったモデルへと変更された。1973年にはSS500と車名変更され、排気ガス規制ため59psへパワーダウン。1976年には1ダウン4アップのシフトパターンとなり車名もKH500に変更(52ps)、1977年型が最終モデルとなる。750cc版の750SS MACHⅣ(H2)は1971年にクラストップの74psで登場(365,000円)、1973年にマイナーチェンジされ国内では最終型となる(1975年半ばまで輸出は続いた)。

Volume 3

YAMAHA スポーツ650 XS1(1970年)

YAMAHA スポーツ650 XS1(1970年)
全長×全幅×全高: 2175×905×1135mm
エンジン形式: 空冷4ストローク直立並列2気筒SOHC
排気量: 653cc
最高出力: 53ps/7000rpm
最大トルク: 5.5kg・m/6000rpm
乾燥重量: 200kg
価格: 338,000円(1970年)

ヤマハ発動機は創業以来15年間に渡り2ストロークエンジンのみを搭載してきたが、1970年に初の4ストロークを採用したスポーツ650 XS1が発売された。実は650XS1以前にも1967年に238万円で発売されたトヨタ2000GTのエンジン(直列6気筒DOHCの3M-G型)を製造、そのノウハウもXS1に盛り込まれているが、DOHCではなくSOHCの直立並列2気筒であった。当時のライバルはトライアンフで、ホンダ CB450、カワサキW1も直立並列2気筒を搭載。DOHC、OHV、SOHCとそれぞれ異なるエンジン型式であった。XS1は最高速180km/h、ゼロヨン13秒と発表され、北米がメインマーケットであった。カワサキW1とは質の異なる独特の排気音を奏でファンも多かったが、1969年に衝撃的なデビューをした並列4気筒SOHCを搭載したホンダCB750Fourの影に隠れた存在となってしまった。1970年の秋に小変更が行われ車名もXS650 に。その後、1971年にはフロントにディスクブレーキを装着、サスペンションの変更、デコンプ、セルモーター等も装備された。1973年にはモデルチェンジされフレーム、車体デザインを刷新しTX650と車名変更し、1980年型が最終モデルとなった。

Volume 2

HONDA CB450(1965年)

HONDA CB450(1965年)
全長×全幅×全高: 2085×780×1050mm
エンジン形式: 空冷4ストローク並列2気筒DOHC
排気量: 444cc
最高出力: 43ps/8500rpm
最大トルク: 3.82kg・m/7250rpm
乾燥重量: 187kg
価格: 268,000円(1965年)

国産量産車として初めてDOHCを採用したモデルが1965年に登場したホンダCB450である。当時、ノートン 650RS、BMW R69S等の大排気量車に444ccという小排気量で立ち向かい、全世界から認められ「オートバイの王様」と評された。また各国で警察用(白バイ)として利用された。初期モデルは燃料タンクの形状が「鯨」に似ていたため「クジラタンクのCB450」とも呼ばれI 型、II 型(1966年)、III 型(1967年)と進化した。最高速は180km/hと発表。 1967年にはCB450のエンジンをベースにボアダウンしSOHCとしたFF駆動の軽自動車N360がデビュー。1968年にマイナーチェンジし最高出力が45psへアップされリッター100馬力をオーバー。1969年にはCB750Fourと同デザインの燃料タンクを採用したCB450EXPO、 1970年にフロントにディスクブレーキを装備したCB450セニアが加わり、1974年登場のCB500Tが最終型となる。

Volume 1

KAWASAKI 650W1(1966年)

KAWASAKI 650W1(1966年)
全長×全幅×全高: 2135×865×1090mm
エンジン形式: 空冷4ストローク直立並列2気筒OHV
排気量: 624cc
最高出力: 45ps/6500rpm
最大トルク: 5.2kg・m/5500rpm
乾燥重量: 199kg
価格: 328,000円(1966年)

1966年当時、国内最大の排気量を持つモデルが650W1。まだ川崎航空機工業という社名で1965年の東京モーターショーで試作車X650(ベースモデルはカワサキ500 メグロK2。川崎航空機工業と目黒製作所が業務提携→吸収合併。1969年より川崎重工業となる)が発表、翌年に発売された。直立した並列2気筒OHV、ミッション別体型のエンジンが特徴的であった。また英国車の例にならい左フットブレーキ、右ギアチェンジという異色の操作系を採用していた。歯切れの良い排気音を演出するキャブトンマフラーが装着されたのは1968年の650W1スペシャル(輸出名650W2SS)からで、1971年登場の650W1SA から左チェンジ、右ブレーキに変更された。また当時、サイドカー付きモデル(大陸モータース製)も658000円で限定発売。1973年にフロントにダブルディスクを装着した650RS(ロードスターの略)、通称W3へ進化し、1974年が最終型となる。Z1、Z2等、高性能なバイクが求められる時代となりOHV搭載の650W1は幕を下ろした。