2016年9月10日 更新

センターライン、破線はどう違う?センターラインの種類と意味

道路に描かれたセンターラインには、いろいろな種類があります。このセンターラインの種類と意味、運転上の注意事項をまとめましたので、安全運転に役立ててみてくださいね。

6,041 views

道路の真ん中を走るセンターライン、注意して運転していますか?

日頃車に乗っていると、いつも目にしているセンターラインですが、道路によって白線だったり黄色だったり、あるいは組み合わせになっていたり、いろいろあるのをご存じですか。実はセンターラインの線の種類によって法律でちゃんと通行の方法が決まっています。自動車学校や教習所で一度は習ったはずですが、忘れている運転者も多いはず。間違えて通行すると反則金を支払う羽目になってしまいます。そうならないよう、ここではセンターラインの種類とその意味を解説します。
gettyimages (52251)

白の破線ははみ出しても大丈夫

比較的狭い道路で見かけるのが白の破線のセンターラインです。道路の幅員6m以下の道路ではこのセンターラインが使われます。これは、道路の車線を区分することを目的としたセンターラインなので、道路の通行についての規制はありません。つまり追い越しなどのために反対車線にはみ出して通行してもかまいません。とはいえセンターラインがある道路ですから、当然対向車が来る可能性があり、はみ出して通行するときには対向車に十分注意をはらう必要があるのは言うまでもありません。
gettyimages (52267)

白の実線ははみ出してはいけません

白い連続線で描かれたセンターラインは、道路の右側にはみ出して通行してはならないことを示しています。このセンターラインは復員が6m以上の道路にしか見られませんが、追い越しであれ追い抜きであれ、センターラインから対向車線にはみ出して走行してはいけません。このセンターラインが使われるのは道路幅に余裕がある構造なのでセンターラインをはみ出さないようにという意味を持っています。
もしこれを守らずに、右側にはみ出して追い越しや追い抜きをした場合には、追い越し違反となり、違反点数2点、反則金が普通車で9000円、大型車で12000円が課せられます。郊外の比較的細い道では白の破線だったセンターラインが町中に入って道路が広くなり、いつの間にか白の連続線になっていたというような場合があるので、気をつけましょう。
gettyimages (52254)

黄色の実線ははみ出して追い越してはいけない

少し狭い道路で、カーブの部分や横道があるようなところでよく見られるのが、黄色の連続線のセンターラインです。一般的には追い越し禁止と認識している運転者が多いようですが、正確には追越のための右側部分へのはみ出し禁止です。つまり右側部分にはみ出さなければ追い越してもよいのですが、一般にはそれほど道路幅に余裕がないので、実質的には追い越し禁止と考えても差し支えないでしょう。
見通しのよい直線部分は白の破線になっていてもカーブの部分は見通しが悪いために黄色の連続線になっている場合も多く見られます。これもカーブは見通しが悪いので、対向車線にはみ出さないようにとの意図です。ただし、緊急時や工事中あるいは停止車両がいて、はみ出さざるを得ない場合に限ってははみ出してもかまいません。こういったはみ出してもよい場合でない時に右側にはみ出して追い越しを行ったときには、追い越し違反となり、違反点数2点、反則金が普通車で9000円、大型車で12000円が課せられます。
郊外の片側1車線の道路で、直線部分では白の破線で、カーブの部分や少し人家が集まっているところで黄色の連続線ではみ出しを規制しているケースはよくあります。追い越しをするときには、前方に十分に余裕があることを確認してから行うように注意が必要です。安全のためには、少し心に余裕を持って、追い越しはできるだけ自制するほうがよいでしょう。
thinkstock (52261)

実線と破線の組み合わせの考え方

センターラインは、道路の車線を分離するための線ですから本来1本で良いはずですが、車を運転していると2本線や3本線などいろいろなものがあります。特にわかりにくいのが、破線と連続線を組み合わせたセンターラインです。さらに実線の部分は白の場合と黄色の場合があります。このような道路の通行はどう考えれば良いのでしょう。
実はそれほど難しくはありません。自分の通行している側が破線なのか連続線なのかによって、その規制に従えばよいのです。写真の場合には左側が破線で右側が連続線ですから、左側を通行している車両は右側にはみ出して通行してもよいが、右側を通行している車両つまり対向車は反対車線にはみ出してはいけないのです。連続線が黄色の場合には、追い越しのために反対車線にはみ出してはいけないということです。
このような規制は急カーブで多く見られます。一般にはカーブの内側の車線が破線となっていて、外側の車線が連続線になっています。これはカーブが急なので内側を通行する車は無理をせずにふくらんでもやむをえないが、外側を通行する車はカーブが緩いのではみ出さないように通行せよという意味があります。
こういった道路を通行するときには、連続線の側を通行している時に、反対車線を通行する車がはみ出してくる可能性があることを頭の片隅に置いておくことが必要です。また、破線側を通行する運転者は、自車の車線が破線だからといって、むやみにはみ出すことは避けるべきです。やむなくはみ出す時にも反対車線の安全を十分に確認してからはみ出すように注意することはもちろんです。
gettyimages (52300)

2本線や3本線でも考え方は同じ

これまでいくつかのセンターラインの例についてその意味を解説しましたが、実際の道路ではこれだけに収まらないセンターラインがあります。よく見かけるのは、白の連続線が2本になっているものや、白の破線の両側を黄色の連続線で囲んでいるというようなものです。これらは特別な規制があるわけではなく、たとえば白の連続線が2本というのは、中央線であることを強調していて、反対車線にはみ出さないように注意喚起のために2本線になっていると考えればよいでしょう。
白の破線を黄色の連続線で囲んでいるものも、黄色の連続線と同じです。こういった場合は、そのうち片側2車線にする予定があるとか、当初白の破線の中央線だったが、事故防止のために後から黄色の連続線を両側に追加したといった、道路計画の都合でそのような形になっていることも多くあるようです。基本的な考え方は自車が通行している車線のセンターラインがどうなっているかに従えば問題ありません。
gettyimages (52269)
普段車を運転しているときにはあまり気にしていない人も多くいるセンターラインの種類ですが、実は、色と線の種類で意味があります。走っている道路のセンターラインが変わるとそこには道路管理者の意図があるはずです。そのセンターラインの意味がわかっていれば注意するべきことが見えてきます。センターラインの基本的な種類と意味は、運転免許を持っていれば必ず一度は覚えたはずです。もし忘れていたら、運転しながら再確認してみましょう。

関連する記事 こんな記事も人気です♪

運転中の「ながらスマホ」事故やトラブルが多発 ポケモンGOも危険?

運転中の「ながらスマホ」事故やトラブルが多発 ポケモンGOも危険?

ついついやってしまいがちな「ながらスマホ」は思わぬトラブルに遭遇する原因ともなっていますが、それが運転中ともなれば危険度は倍増。昨今流行りのポケモンGOで起きたトラブルも話題となりましたが、今回はそんな「ながらスマホ」とトラブルについてまとめました。
goo自動車&バイク | 797 views
デキる男は絶対知ってる運転マナーおさらい講座

デキる男は絶対知ってる運転マナーおさらい講座

車を運転して気になるのが運転マナーの悪い車です。しかし、他人の悪さは見えても自分の運転マナーについては良く見えません。知らず知らずのうちにマナー違反を犯しているかも?そこで運転マナーを一度見直してみましょう。
goo自動車&バイク | 2,055 views

この記事が気に入ったら
「いいね!」しよう

Car-iの最新情報をお届けします

Twitterでgoo自動車&バイクをフォローしよう!

この記事のキーワード

この記事のキュレーター

goo自動車&バイク goo自動車&バイク