2017年6月29日 更新

車は乗り潰しと買い替え、どっちがお得?

車の市場価値の目安と言われる5年5万km・10年10万kmが見えてきた時や大きな事故を起こした時など、車の乗り換えを考えるタイミングは様々あります。そんな時に思うのが、この車を限界まで乗り潰すのと新しい車に買い替えるのでは、どちらがお得なのかということではないでしょうか。今回はそんな疑問に答えるべく、それぞれのメリットデメリットを調査しました。判断の目安も紹介するので参考にしてみて下さい。

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あなたは愛車を乗り潰す? それとも買い替える?

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愛車を限界まで乗り潰す人と買い替える人には、どのような意識の違いがあるのでしょうか。
まず限界まで乗り潰す人には2タイプあります。それはその車に愛着が湧いてしまって手放せない人と経済的な理由から新しい車を購入できない人です。貯金をはたいて買ったずっと欲しかった車なら、その車は一種の自分の頑張りの証でもあり、気軽に手放せないでしょう。また買った当時はそこまで思い入れもなかったけど、長い間を共に過ごしていくうちにその車が思い出の一部のようになってしまった人も、なかなか買い替える踏ん切りがつけられない傾向にあります。
買い替え派は車にそこまでの愛着が湧かない人や、常に新しい車に乗っていたい、という人に多いです。不具合が出る前に気軽に買い替えていろんな車種を楽しむ。こんな車の乗り方も、車好きにはたまりません。

愛車を限界まで乗り潰す場合にかかる手間・費用まとめ

それぞれのタイプの特徴を見たところで、実際どちらがお得かの比較に入っていきましょう。
まず覚えておいてほしいのは、愛車を限界まで乗り潰すには、かなりの愛が必要だということ。まだ年式が若いうちは大きなトラブルもなく普通のメンテナンスで済むのですが、これが10年10万kmを超えてくるとそうもいかなくなります。乗り心地や安全性能に大きな影響を与える足回りや消耗品などはこのあたりを目安にへたってきますし、電気系統のチェックも欠かせなくなります。この時点で数十万円かかることもざらにあり得ます。これらのメンテナンスを済ませたとしても、次に待っているのがエンジントラブル。車の部品の中で耐久年数が一番長く設定されているエンジンであっても、十何年と乗っていれば不調をきたすことがあります。そうなるとエンジンのオーバーホールや、費用見合いでは積み替えなどを行わなければならなくなり、数十万円から、高性能エンジンの車の場合には100万円に近い整備費がかかることも。このような高額費用が掛かってしまうような不調をきたしてしまっても、車に対して「頑張ってるね」と優しい気持ちで言えるような懐(経済状況はもちろん覚悟の面でも)を持っていないと、愛車を限界まで乗り潰すことはできません。
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となると先ほど挙げた、経済的に買い替えることが難しい、という人は限界まで乗り潰せないかもしれません。というのも、新しい中古車を買う以上の値段が整備費にかかることもあるからです。もしその人が日常の足として車を使っていた場合、「故障して走らなくなりました、でも次の車を買う余裕も整備費用もありません」では洒落になりませんので、可能なら日ごろから万が一の時のために貯金をしておくか、安い中古車を故障が出る前に買い替える、といった工夫が必要です。
一言で限界まで乗り潰すといっても、限界は人それぞれ。愛着が湧いて手放せないのならば整備費用を払い続けられるまで乗り続ければいいですし、もしそうでない経済的な理由なら、整備費用が中古車価格に迫るか、市場価値の下がる5年5万km・10年10万kmのタイミングで思い切って買い替えたほうが得です。

愛車を買い替えていく場合にかかる出費まとめ

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愛車を買い替える際にかかる出費は、当然のことですが購入にまつわる費用です。車体価格はもちろん税金や各種登録費などが必要になります。今回限りの買い替えではなく、今後も短期間に車を乗り換えていきたいと考えている場合には、購入時にしっかり考えておかなければないことがあります。それは次の車の購入。まだ買ってさえいないのに次のことを考えるなんて気が早いのではと思われるかもしれませんが、お得に車を買い替え続けるには大切なことです。なぜなら次の車をまだ市場価値のあるうちにさらに次の車を購入するということは、今回購入する車を下取りなり、買い取りなりに出すことになります。この資金が次の車の資金となり、さらにまたその車の下取り(買い取り)価格がまた次の車の、というサイクルが延々と続いていくからです。なので車を購入するときには、どんなローンで何年乗って、その時の市場価格やローンの手残り金がいくらくらいになって、その資金を頭金にするなら次はこのくらいの価格帯のものが買えるな、というイメージが欠かせません。そういった考えができる人ならば、短いスパンで買い替えていろいろな車種を楽しむ、という方法もおすすめです。
最近では3~5年後の下取り価格をあらかじめ割り引いてローンを組む「残価設定型ローン」もあります。ひとまず目先のローン返済額を抑えたい人や5年以内の買い替えがサイクルになっている人などは上手く活用してみてもよいかもしれません。

まとめ

新車価格2000万円以上(中古車価格1000万円以上)の車でもない限り、車の売買で金額的にプラスになることは、まずないといってもいいでしょう。限りなく損をしないように車を維持したいなら、乗り潰すにせよ買い替えるにせよ、その車のおおよその使用年数に対しての出費、という面で判断してみましょう。いちいち計算するのが面倒な場合は、オイル交換や定期健診などを怠らず、出来るだけ長い間大きなトラブルなく愛車に乗れるように心がけることが大切です。
(まゆきち)

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