2016年6月30日 更新

新型アウディ Q7 フラッグシップの名に恥じない存在感

アウディのSUVモデル・Qシリーズの最上位となるQ7。2005年にデビューをし、長く販売が続けられてきましたが、今年ようやくフルモデルチェンジを行い二代目へバトンタッチされました。そのQ7の魅力の一部をお伝えします。

786 views

少しスリムになって、大幅ダイエット

旧型は巨大なボディで、「クジラ」のようだと揶揄されることも多かったのですが、新型は全長5070×全幅1970×全高1705mm。全長が5090mmから5070mmへと2cm、全幅で1983mmから1970mmへと1.3cm、全高は1737mmから1705mmへと3.2cm小さくなりました。とはいっても十分巨大であることに変わりはありません。しかし、わずかなサイズダウンにも関わらず、車重は300㎏もダイエットに成功。ドアやフロントフェンダー、ボンネットなど応力のかからない場所にアルミを用いるなどで軽量化を果たしています。

初代アウディ Q7

 (49217)

ボディとともに、エンジンもダウンサイジング

いくらダイエットに成功したとはいえ、全長5mを超える巨体。2000kgになる車重です。それを動かすエンジンは、なんと2Lの直4ターボと3LのV6スーパーチャージャーの二種。3Lはともかく、2Lのエンジンでこの巨体を動かすのは少し前では考えられない発想でした。しかもアウディは、行き過ぎたダウンサイジングは効率を悪化させるということから、「ライトサイジング」を提唱しています。このサイズに2Lのエンジンというのは、行き過ぎたダウンサイジングではなく、当たり前ということかもしれません。
この2Lエンジンは、新型A4にも採用されているもので、252PSと37.7kgmのトルクを発します。トルク的には旧型の3.6Lを凌ぐ性能をもっているので、過不足ないのでしょう。このエンジンは同時に吸気バルブをコントロールすることで、疑似的に圧縮行程よりも膨張行程を伸ばすアトキンソンサイクル化をし、低燃費を実現しています。
一方の3LV6エンジンは、アウディA6やA8、同門のカイエンなどでも使用されているもの。333PSと44.9kgmものトルクを発し、0-100km加速を6.1秒で終える俊足ぶりで巨体を引っ張ります。

新型アウディ Q7

 (49220)

オールホイールステアリングも装着可能

最近は、ポルシェ911などもリアを転舵させる4WS機能を付加し、限界域でのアシストをしていますが、このQ7もエアサスペンションをオプション装着するとセットでオールホイールステアリングが装着されます。これにより、この巨体の取り回し性能がアップし、最小回転半径は5.4mと国産中型車並みの旋回性能を誇ります。とはいえ、絶対的な幅はあるため、通る道を選ぶことは事実でしょう。しかし、駐車場などでの取り回しは確実にアップしているといえます。
 (49223)

プレミアム7シーターSUVとしての立ち位置

アメリカなどでは、いわゆるミニバンは人気を落とし、7人乗りSUVに人気が集まっているようです。実際、先日デビューしたボルボXC90をはじめとして、BMW X5、メルセデスベンツGLSなどの7人乗りSUVが数多くデビューしています。Q7も7人乗りSUVとしてデビューは早かったのですが、旧型はルーフラインをなだらかに落とし込んでいたため、3列目は頭上高も低く、補助席の域をでませんでした。その点は新型で多少改良されているようですが、そうはいっても、快適に5人以上で長時間走れるシートではなさそうです。
ダッシュボードは、助手席側ドアに向かって、エアコンのルーバーと同じ装飾が全面に施されているのが斬新です。また、ナビのモニターもいわゆるオンダッシュ形状になっており、視認性は良さそうです。また、最近のアウディお得意のバーチャルコックピットも3Lモデルに標準装備され、メーターパネルは液晶モニターとして、ナビ画面を表示したり、車両状況の確認に使用できます。
 (49226)

安全装備にも注力

死角の大きくなりがちな車高が高く、大柄なSUVなだけに、安全装備もフル装備。先行車追従のアダプティブクルーズコントロールの他、85km/h以下での歩行者や他車の動きを検知し、自動ブレーキを作動させるプレセンスシティ、レーンキープアシスト、パークアシストを標準で装備、LEDヘッドライトもオプションで装備可能です。
 (49229)

巨体ながらも環境性能にも配慮された新型Q7。SUV人気の昨今、ライバルにはない装備で人気を集めそうですね。

関連する記事 こんな記事も人気です♪

アウディのセダン 全ラインナップ。中古で買うならどのセダン?

アウディのセダン 全ラインナップ。中古で買うならどのセダン?

ドイツの高級自動車メーカー、アウディ。セダンを中心に人気があるアウディは、近年ベンツやBMWと肩を並べるほどの人気メーカーに成長しました。 そのアウディですが、車種のモデル名はアルファベットと数字を合わせただけのシンプルな名前になっており、名前だけでは違いがわかりづらいと思っている方も多いでしょう。 今回はアウディ、セダンの種類やスペック、中古車価格などを比較、ご紹介していきますので是非ご覧下さい。
goo自動車&バイク | 2,868 views
高級SUV Audi「Qシリーズ」人気車種&気になる中古車価格は?

高級SUV Audi「Qシリーズ」人気車種&気になる中古車価格は?

アウディといえば日本でも有名なドイツの自動車メーカーです。そのアウディが出すSUV モデル「Qシリーズ」は気になっている方も多いのではないでしょうか。今回はQシリーズを中古車で買うにあたって知ってお得な情報を紹介していこうと思います。
goo自動車&バイク | 2,275 views
「アウディ Aシリーズ」おすすめ中古車種&気になる中古価格は?

「アウディ Aシリーズ」おすすめ中古車種&気になる中古価格は?

ドイツの高級車メーカー「Audi」(アウディ)。高級感がありエンブレムもカッコイイですよね。高嶺の花というイメージのアウディですが、やはり気になるのは価格です。今回はアウディのおすすめ車種と中古車価格をご紹介していきたいと思います。
goo自動車&バイク | 1,943 views
第2世代のアウディQ5はここが違う

第2世代のアウディQ5はここが違う

世界的にブームのSUV。クアトロ(四輪駆動)をブランドアイコンとしているアウディにとってもSUVは、ブランドを高められるカテゴリです。アウディSUVの中で中核になるQ5の二代目がデビューしました。
goo自動車&バイク | 4,168 views
アウディA4 オールロードクワトロの性能・価格は?

アウディA4 オールロードクワトロの性能・価格は?

アウディのクロスオーバーモデル「A4 オールロードクワトロ」がモデルチェンジして2016年9月6日から発売されました。あらゆる道をカバーするオールマイティな性能をもつそのワゴンの魅力の全てを探ります。
goo自動車&バイク | 3,706 views

この記事が気に入ったら
「いいね!」しよう

Car-iの最新情報をお届けします

Twitterでgoo自動車&バイクをフォローしよう!

この記事のキーワード

この記事のキュレーター

goo自動車&バイク goo自動車&バイク