2016年3月31日 更新

ホンダがF1復帰!F1撤退から復帰までの流れを追ってみた

モータースポーツ分野において、日本を代表する車メーカーといえば輝かしい実績と経歴を持つホンダです。日本のみならず、世界にも知られた超有名ブランドのホンダは、モータースポーツファンならば知らない人はいないほどの知名度を誇ります。ここでは、2015年にF1に復帰したホンダの、F1での歴史をまとめました。

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【第1期】 1964年、日本の車メーカーで初めてF1に参戦

ホンダF1 - Wikipedia (22610)

日本の車メーカーとして、ホンダが初めてF1に参戦したのが1964年のこと。1950年代後半から60年代前半にかけて、既にホンダはレース用オートバイクの分野で確固たる地位を築いていましたが、そんなホンダが次なる目標としたのが四輪部門でした。

自動車メーカーとしては世界的にはそれほど知られていなかった当時のホンダですが、並々ならぬチャレンジ精神でいきなり目標を「F1参戦」と定めます。そして、その想いが結実したのが1964年のドイツGP。当初はエンジンのみを提供するエンジン・サプライヤーとして参戦する予定だったものの、相次ぐ予定の変更により、結局は初挑戦にしてマシンそのもので挑戦することになりました。そのマシンがこちらのRA271です。

RA272でF1初優勝

ホンダF1 - Wikipedia (22612)

初挑戦は13位(12周目でリタイアしたものの規定により完走扱い)となったホンダでしたが、翌1965年のメキシコGPではRA271をベースに開発したRA272で初優勝を飾ります。しかし、その後はマシンの規定変更などもあって思うように勝利することができず、ホンダは1968年でF1分野での活動を一旦は終えたのでした。

【第2期】 1983年、エンジン・サプライヤーとして復活

スピリット201C

via ja.wikipedia.org
スピリット201C
ホンダのF1事業が復活し、第2期がスタートしたのは1980年代のこと。ホンダと言えど、10年以上もF1の世界から離れていたため、メーカーとして復活するのは費用や経験の面から言っても大変なことでした。

そこで、まずはF1のひとつ下のグレードであるF2にエンジンのみを提供するエンジン・サプライヤーとして参戦を果たします。その経験を基に、本格的にF1に復帰したのが1983年。イギリスのスピリット・レーシングのマシンにはホンダのエンジンが搭載され、ホンダにとっては15年ぶりのF1の舞台となりました。

ホンダ エンジンで黄金期を築く

ウィリアムズ・FW09

via ja.wikipedia.org
ウィリアムズ・FW09
復活を果たした翌年の1984年、ホンダはイギリスのウィリアムズ・FW09にエンジンを提供し、開幕戦となったブラジルグランプリで優勝します。ホンダのF1事業第2期における初勝利であり、この勝利を皮切りに第2期だけで69勝もの勝ち星をあげるという輝かしい実績を残しています。

1988年にはホンダ製エンジンを搭載したマクラーレンのマシンが16戦15勝の成績を残し、またスーパースターとして人気を誇ったアイルトン・セナが原動力となり、日本では一躍F1ブームが巻き起こりました。ホンダ製エンジンを搭載したマシンが表彰台に上がり続けたため、「世界最高の技術力を持ったエンジン・メーカー」という称号とともにホンダ黄金期を築きあげたと言えます。

【第3期】 2000年、フルコンストラクターとして、38年ぶりの挑戦

ホンダF1 - Wikipedia (22633)

他社の台頭や本田技研工業の営業不振が原因となり、1992年をもってF1事業を休止したホンダでしたが、2000年に再びエンジンサプライヤーとして復活。2004年には日本人ドライバー、佐藤琢磨が搭乗したB・A・R 006でアメリカGPを3位でフィニッシュするなど健闘しますが、結果として優勝することはできませんでした。
ホンダ・RA106 - Wikipedia (22634)

思うように結果が出ない年が続きましたが、2006年にはホンダ単独のチーム(フルコンストラクター)として、38年ぶりにF1に参戦。結成1年目のハンガリーGPではRA806Eに搭乗したジェンソン・バトンが初優勝を遂げ、ホンダF1事業第3期の1勝目となりました。ホンダ単独チームでの優勝は39年ぶりという歴史的な勝利となりましたが、この後は結果が出せず、2008年シーズン終了と同時にチーム売却という形で第3期を終えています。

【第4期】 2005年、3度目の復活はマクラーレンと共に!

ホンダF1 - Wikipedia (22638)

3度目の復活となり、第4期がスタートしたホンダは、第2期の頃にパートナーとしたマクラーレンと再びタッグを組むことになりました。フェルナンド・アロンソ、ジェンソン・バトンといった名ドライバーを揃えたものの、なかなか結果がでない現状ではありますが、かつてのような輝きを取り戻すことができるのでしょうか?かつては黄金期を築いたマクラーレン・ホンダの今後の活躍に期待したいですね!
50年以上も前からF1に挑戦し続け、最速の世界で夢を追うホンダのチャレンジ精神は今も昔も変わることはありません。ホンダの創始者である本田宗一郎は「チャレンジして失敗を恐れるよりも、 何もしないことを恐れろ。」という名言を残していますが、その精神があったからこそ、ホンダはモータースポーツの世界で存在感を放ち続けてきたのでしょうね。

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