2018年7月25日 更新

理想の「四角い車」は中古SUVで見つかる!おすすめ車種4選

車の購入にあたって「フォルム」は無視できない要素ではありませんか。気に入ったフォルムを持つ車なら思い入れも深まり、長く付き合えるでしょう。フォルムの好みにもいろいろありますが、「四角い」フォルムを持つ車に魅力を覚える人もいることでしょう。流線形なフォルムが多くなった昨今の自動車業界でも四角い車の魅力はおとろえません。今回はフォルムが四角い車のうち、おすすめの4種を紹介します。

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なぜ現代のクルマは「流線形」が多い?

昔の写真を見ると四角い車の方が主流だった印象を受けますが、いつの間にか流線形の車の方が多くなりました。これにはどのような理由があるのでしょうか。

流線形という形は空気抵抗が少ないという特徴があります。そのため、まず速度を出しやすいというメリットにつながります。空気抵抗を受けにくい分だけスピードが殺されにくいためです。これは新幹線や航空機が流線形をしている理由と同じです。
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参考画像:マツダ ビジョンクーペ
次に、流線形のメリットは、燃費効率を高め低燃費を実現します。流線形は空気抵抗が少ないために、少ない燃料消費でスピードを増すことができるからです。

さらに、流線形の車のメリットとして軽量化できるという一面も。流線形の車の表面は曲面を描いている場合が多く、曲面は直面よりも構造的に強くなります。そのため直面の車体より薄い鉄板で同じ強度を出すことができ、車体の軽量化を実現できます。

では、四角い車のメリットとはどこにあるのでしょうか。それは居住性の高さです。四角い車は限られた縦幅、横幅、高さの中で広い車内容積を実現できます。そのため、ゆったりした車内空間を楽しめ、開放的な車内スペースは疲労を軽減してくれるでしょう。車によっては車中泊もできると思います。

車内容積の多さは収納能力の高さにもつながります。車内も四角い車ならデッドスペースも少なく、効率よく荷物を積むことができますので、大きな荷物を積み込むこともできるでしょう。アウトドアレジャーなどで多くの道具を積み込んで移動する必要があるのであれば、重宝すると思います。

走行性能だけを見るなら、四角い車は流線形の車に負ける部分があるかもしれません。しかし、車内容積の大きさを活かした使い方に魅力を感じるのであれば、四角い車をおすすめします。

レンジローバー(~1996年)

ランドローバー社はイギリスの自動車ブランドで、1948年に手がけた「ランドローバー・シリーズⅠ」(当初はローバー・モーター社という名称)からその歴史を始めました。ランドローバーという会社名になるのは、1978年に当時の親会社の意向によって再編された時です。ランドローバー社の車は高い悪路走破性で知られており、英軍特殊部隊SASに提供された車もあったほどでした。
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初代レンジローバーのフルレストア車
ランドローバー社がランドローバー以上の走破性と快適さを求めて作ったモデルが「レンジローバー」です。コンセプトはラグジュアリーカー、エステートカー、パフォーマンスカー、クロスカントリーカーという4種の役割を1台ですませようというもので、オールパーパスヴィークル(全ての目的に使える車)という名称がコンセプトを表しています。

世界的な人気車両で、乗り心地に高い評価を得ています。エンジンの静音性や広い車内空間も相まって、格別にくつろいだ空間で運転ができることでしょう。現在のSUVの草分けとも言われるゴージャスな乗り心地をぜひ味わってみてください。


レンジローバーの中古車を選ぶ際には、まず年式に注意しましょう。初代レンジローバーは1996年に生産終了していますが、2代目が1995年から販売開始されており販売時期に重なりがありますので、見間違えないよう注意しましょう。
また、中古車として流通している初代モデルのほとんどは後期型です。

初代レンジローバーは発売から年数が経っているため、思わぬ故障が起きる場合があります。購入時に壊れそうなところは無いかチェックが必要でしょう。また、不測の事態に備えて修理代を用意しておいた方がよいかもしれません。
日常的に使う場合も適度なメンテナンスを行うことが望ましいわけですが、これは逆に言えば適切なメンテナンスさえ行えば長く乗り続けられる車ということでもあります。そういったレンジローバーに巡り会えれば、あなたの人生の一部として欠かせない車として、活躍してくれるでしょう。
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初代レンジローバーは1996年に生産終了し、以降は2代目レンジローバーが主流となりました。2代目レンジローバーは1995年から販売開始され、「セカンドレンジ」などの愛称で親しまれていました。初代との主な違いは、やや丸みを帯びた車体とエンジンやサスペンションが改良されたことです。2代目は2000年4月から後期型にマイナーチェンジした後、2002年に生産終了しました。

続いて2002年から販売が開始されたのが、3代目レンジローバーです。3代目は時流に乗ってより丸みを帯びたボディに変更された、エンジンも新しいものに変わりました。3代目は2010年から後期型モデルが発売された後、2013年に生産中止しています。

現行モデルの4代目レンジローバーは2013年3月から販売されました。4代目になるともともとの四角さが薄れがちな点が残念なところです。


初代レンジローバーの中古車価格は278万円~です。20年以上前の車として考えると、この値段は少し高いかもしれません。しかし、それだけこのモデルの人気が高いということでもあります。自動車史に名を残す車の感触を試してはいかがでしょうか。

トヨタ FJクルーザー

FJクルーザーは日本国内では2010年から発売されたSUVです。もともと北米で2006年から発売されていた車種の逆輸入車です。
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もともとはトヨタが販売していたSUV「ハイラックス・サーフ」のラインを流用した新型車としてFJクルーザーは作られました。1960~70年代に販売されていたランドクルーザーの形式である「FJ40系」の流れをくむコンセプトである点からその名前が付けられています。レトロかつ無骨なフォルムが人気を呼び、日本国内でも根強い人気を誇るモデルでした。

一見したところ、FJクルーザーは取り回しがしづらく、扱いにくい印象を受けるかもしれません。しかし、乗ってみると、ある程度小回りが利き、素直な操作性を持つことに気づくでしょう。加速感についても、これまで不満をとなえるユーザーはほとんど見られません。エンジン音の静粛性も高く、移動中の車内も快適です。

さらに特筆すべきは悪路走破性で、未舗装の原野も持ち前のグリップ力でグイグイ進んでくれ、積雪地域でも大活躍が見込めます。また、30度以上の傾斜も登れるというパワフルな登坂力を体験できるでしょう。

魅力あふれるFJクルーザーですが、難点を言えば、燃費は8km/Lほどと少し低めなのがタマにキズでしょうか。また、人によっては後部座席が多少狭いと感じるかもしれません。
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FJクルーザーを中古で買う際には、年式の他に装備にも注目してみてください。車によってはナビゲーションなどの装備がつく他、前のユーザーによってカスタマイズされている場合があります。そうした装備の有無によって、値段は多少変動するでしょう。

また、年式によってカラーが違うので、お気に入りの色にこだわってもよいと思います。

FJクルーザーはこれまでにフルモデルチェンジは行われていません。何度かエクステリアの変更が行われましたが、走行性能の変更はありませんでした。FJクルーザーは世界中で愛されましたが、2018年1月に日本国内でも販売を終了しました。

FJクルーザーの中古車平均価格は272万円で、中古車価格は169万円~450万円です。四角い車の魅力を凝縮したようなマッシヴな車体は胸がすくかっこよさです。四角い車フリークにはたまらない1台でしょう。

日産 ラシーン

日産のラシーンは1994年に販売が開始されました。名前は「羅針盤」から来ており、ドライバーの水先案内をつとめる意味がこめられているのでしょう。日産サニーの4WD車体を流用したフル4WDのSUVです。
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ラシーンは乗りやすさに定評のある車です。大排気量車のような突き進むようなパワーはありませんが、暖かいと評される落ち着いた走り心地が魅力的です。その乗り心地が大好評を呼び、日本のみならず国外でも高い評価を受けた車でした。

四角いボディは大きな車内容積を確保して大きな荷物も積むことができ、ファミリーカーとしての使用もできます。ファミリーカーとして考えるなら12km/L程度と比較的良い燃費もありがたい所です。

注意しなければならないのは、ラシーンは悪路走破性を求めたクロスカントリーSUVとして設計されてはいない点です。使用環境は舗装路がメインです。ただ、雪道には十分対応できるため、北国での使用もできる車種です。


発売から年数が経った車なので、中古車で買う際にはおかしなところが無いかチェックしましょう。試乗できるなら、なるべくしておいた方がよいかと思います。


ラシーンは1994年から2000年までの販売期間のうち、フルモデルチェンジはされていません。何度か行われたマイナーチェンジでは主にエクステリアの変更が行われましたが、1997年に追加された「ラシーンft」、1998年に追加された「ラシーンフォルザ」というシリーズでは走行性能に一部違いが見られます。

ラシーンの中古車平均価格は64万円で、古車価格は5万円~198万円です。発売から年数が経っているため、かなりの安値で手に入れることができるでしょう。扱いやすいSUVを格安で手に入れたい方におすすめの1台です。

日産 エクストレイル (2000~2003)

日産エクストレイルは2000年に販売開始されたSUVで、現在でも生産されている人気車種です。もともとは1997年の第32回東京モーターショーに出品されたスポーツクーペ「トレイルランナー」のコンセプトを発展させた車でした。トレイルランナーは軽快なオンロード性能と十分なオフロード走破性を両立させた車で、エクストレイルも同じ走行性能を持っています。
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ちなみに、発売当初から2003年6月までのモデルが初代の前期モデルであり、初代後期モデルと比べるとバンパーやグリルなどのエクステリアが違っています。どちらかといえば前期モデルの方が重厚なフォルムなので四角い車マニアの方には前期の方がおすすめです。

エクストレイルは発売間もない頃から手ごろな価格で乗り回せる4WD車として大人気を集めました。2001年から2010年まではクロスオーバーSUV販売台数では国内1位を記録しています。

走行性能は大柄な車体にもかかわらず小回りが利きます。暴れ馬のようなパワフルさはありませんが、パワー不足ということもなくちょうどよい走りができるでしょう。口コミでも「乗りやすい車」という評価が多く、走行性能に不満を持つことはおそらく無いと思います。

中古車でエクストレイルを買う際の注意点は特にありません。初代前期モデルは下記のグレードに分かれており、グレードによって値段が多少上下するのですが、最高グレードでもかなり安い値段だと思います。気に入ったデザインや色のものを買うと良いでしょう。
販売から年数が経っている点が気になるかもしれませんが、耐久性も高く十数年使っても故障せずに使えている例もあります。信頼性についてはかなり高いと言えるでしょう。
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初代エクストレイル前期モデルは2003年6月まで生産が行われていました。グレードは発売当初は標準モデルの「S」と上級モデルの「X」、特別仕様車としてエクステリアを改造した「Style-Ax」が設定されていました。

その後、2001年2月にはエンジンを見直した「GT」モデルが、同年10月にはさらにエンジン周りを新しくし、インテリアおよびエクステリアを変更した「St」と「Xt」モデルが追加されました。加えて同じ時期に専用バンパーを装備するなどした「ライダー」モデルが販売されています。そして、2002年10月には「St」と「Xt」の上位モデルにあたる「Stt」と「Xtt」が追加されました。その後は2003年6月のマイナーチェンジで後期型に移っています。

現行モデルは2013年から発売された3代目で、新車価格は300万円ほどです。

初代エクストレイル前期モデルの平均価格は35万円です。大変お得な値段なので、エクストレイルを格安で仕入れたい方にとてもおすすめです。現在まで続くロングセラーモデルの源流を味わえるでしょう。

最後に

今回紹介した車はどれも評判の高い車種ばかりで、機能面と見た目のどちらから選んでもきっと満足できるでしょう。

四角い車特有の愛らしいフォルムは長く使えば愛着がわいてくると思います。ぜひ末永く四角い車を愛用して、すばらしいカーライフを送ってみてください。

それでは、良い車との出会いがありますように。

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