2017年12月30日 更新

教えて!スタッドレスとチェーンはどっちがいい?メリットやデメリットを比較

冬になると、スタッドレスタイヤを購入するべきか、チェーンのほうがよいのか判断に迷うことも多いと思います。今、スタッドレスタイヤとチェーン、どっちを買うか迷っている人必見!スタッドレスタイヤとチェーンのメリット、デメリットを比較してみました。

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雪道や凍結路を走るために必要な装備とは?

雪道や凍結した道路を走るためには、タイヤの滑り止めが必須アイテムです。基本的には、冬用のタイヤ(スタッドレスタイヤ)とタイヤチェーンの2種類になりますが、それぞれどのようなものなのか確認しておきましょう。
冬用タイヤといえば、以前はスパイクタイヤと呼ばれる、鋲(スタッド)がついたタイヤが主流でした。しかし、路面を削りながら走ることによる粉塵の影響などが問題になり、それに代わって鋲(スタッド)がない(レス)、スタッドレスタイヤが登場しました現在はスタッドレスタイヤが主流となっています。
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スタッドレスタイヤの特徴の一つは、0℃以下の低温時でも硬くなりにくい特殊配合のゴムでできていることです。低温時でもゴムのしなやかさを保つことができ、凍った路面でもブレーキ性能を発揮できるよう工夫されています。2つ目の特徴は、普通のタイヤに比べてタイヤの溝が深いことです。これにより、雪を噛みしめるように進んでくれるので、高いグリップ力が得られます。そして3つ目は排水性能です。雪道や凍結路で滑る原因は、路面にできた水の膜なのですが、スタッドレスタイヤはこの水の膜を取り除くため、排水性能が高くなる工夫がされています。
もうひとつの冬道対策は、タイヤに装着する滑り止め器具である、タイヤチェーンです。タイヤに装着することで凸凹ができ、大きな摩擦が生まれます。それによって雪道や凍結路でグリップを得ることができるというものです。チェーンには、金属製のものと非金属製のものがあります。金属チェーンは鉄などで作られており、昔からあるので馴染みがある人もいるのではないでしょうか。比較的安く、場所もとらないのですが、乾いたアスファルト上を高速で走行すると切れやすい、車体やホイールに傷をつけてしまう、重いので装着が面倒といった欠点があります。
一方、非金属チェーンは、ゴムやウレタン樹脂などでできているもので、最近ではこのタイプを装着している車が多いようです。ある程度スピードを出しての走行も可能ですが、アイスバーンなどでは万能とはいかないようです。

スタッドレスタイヤとチェーン、それぞれのメリット・デメリット

スタッドレスタイヤ、チェーンの特徴がわかったところで、ここではそれぞれのメリット、デメリットを比較してみましょう。

スタッドレスタイヤ

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スタッドレスタイヤは、100km/h以上の速度でも走行が可能なこと、チェーンに比べて走行音が静かなこと、雪道でも乗り心地が変わらないなどのメリットがあります。シーズン前に付け替えておけば、積雪、凍結どちらの道路でも走行可能ですし、雪が降っていない道路も走行できるので、冬の間はスタッドレスを装着したままでOKというのもメリットのひとつです。
一方、デメリットとしては、チェーンと比べると高価であること、ノーマルタイヤと履き替える手間がかかること、夏場など使用しない期間4本のタイヤの保管場所が必要になるといったことがあげられます。保管場所が確保できない場合は、タイヤ専門店などの保管サービスを利用するという方法もあります。また、フワフワの新雪では、タイヤが空転してしまうこともあり、二輪駆動の車の場合は注意が必要です。

タイヤチェーン

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チェーンのメリットは、スタッドレスタイヤと比較すると安価で購入できること、収納スペースをとらないこと、雪道での走行性能・パワーがあることなどです。とくにガチガチに固まったアイスバーンでは、チェーンのほうが安心です。また、新雪の上でも深く食い込むように走るので、スタッドレスタイヤと比べても走破性に優れているといえるでしょう。
デメリットとしては、走行中の静寂性が劣ること、雪道以外の普通の道での走行に適さないこと、装着時に手間がかかることなどがあげられます。また、スピードを出しすぎると切れてしまうので要注意です。さらにチェーンは構造上、どうしてもガタガタと揺れるため、スタッドレスタイヤに比べると乗り心地は悪くなります。

タイヤかチェーンか、今の自分に合っているのはどちら?

では、実際にどちらを選んだらよいのでしょうか。それぞれにメリットもデメリットもあるので、それらを踏まえた上で自分に合うものを選びましょう。
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雪の多い地域に住んでいる人や、スキーなどのレジャーに出かけることが多い人なら、冬の間ずっと履いていられるスタッドレスタイヤがよいと思います。また、使用頻度も選ぶポイントの一つ。ほとんど雪のない地域に住んでいて、雪のある場所へ行くことも少ないという人なら、その都度装着するチェーンのほうがよいでしょう。最近では簡単に装着できるチェーンも増えているので、装着の手間というデメリットもカバーできます。とはいえ、スタッドレスタイヤも技術性能の向上がめざましいので、これから購入するならスタッドレスタイヤのほうがおすすめです。とくに事故が多い凍結路などでもしっかり対応できるスタッドレスタイヤは、安心感も大きく、雪の多い地域に住む人には必需品といっても過言ではありません。

まとめ

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都心部でも、突然大雪になることがありますし、旅先で思わぬ雪道、凍結路に直面することもあります。とくに都心部での雪は、積雪量は少なくても翌日凍結して事故が多発などということも。冬の間は、最低限、チェーンの準備だけでもしておきたいものです。使用頻度や居住地域、経済性など選ぶポイントは様々ですが、安全面を重視して適した方を選んでくださいね。
(マジョリティ)

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