2018年9月19日 更新

ストリートバイクのおすすめ中古車3選

軽くて取り回しやすいストリートバイクはいかがでしょうか。ストリートバイクとは街中で乗ることを目的として作られたバイクで、小型で軽量のものも少なくないため、毎日の通勤や通学はもちろんオシャレ目的で買っても楽しめるバイクです。今回紹介するのは、そんなストリートバイクでも人気のバイクです。コンパクトなサイズから大型までそれぞれ街中で気軽に乗れるものばかりです。シティライドを楽しみたい方もそうでない方もぜひご一読ください。

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ホンダ「FTR223」の中古価格と特徴

FTR223は2000年9月に発売されました。FTRとはフラットトラックレーサーの略で、この言葉はレース場の中に設けた未舗装のトラックの上を走るフラットトラックレースの選手を指します。
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フラットトラックレースは現代の日本では知る人ぞ知るスポーツかもしれませんが、アメリカ合衆国では非常に人気のあるスポーツです。日本でも1990年代初めにオフロード車のフラットトラックレースが流行したことがありました。ホンダは1984年および1985年にアメリカ合衆国のフラットトラックレース大会で優勝したことがあり、その実績をもとに作り出された機体がFTRシリーズでした。FTRシリーズの最初のバイクは1986年2月に発売されたFTR250でした。以降、FTRシリーズは街中での軽快な走りを目的として、FTR223と合わせて合計2機種が作られました。

FTRの最大の持ち味は、どこでも走れる走行性能です。車体はスリムなため、狭い路面にもらくらく入れます。さらに、パワーもそれなりにあるため、ツーリングもこなせます。オフロード性能まで備えているため、少々の悪路もものともしないでしょう。加えて、車重も120kg余りと大変軽いため、取り回しも楽にできます。このようにどこにでも乗っていけて、どんな道にも入っていける手軽さはFTR223の最大の魅力です。レース場とはまた別の過酷な状況もFTR223なら踏破できるはずです。
ただ、エンジン性能は馬力あふれるタイプではないので、高速域での運転には向きません。その点だけはFTR223の弱点と言えるでしょう。
43.0km/Lと高い数値を誇る燃費性能も魅力の一つです。軽い車体が燃費性能を高めているのかもしれません。この燃費性能の高さは遠乗りの時に役に立ちそうです。FTR223でどこか見知らぬ街を探検しにいくのも面白そうです。
外観にもなんともいえない味があり、見ていて楽しい気分にさせてくれます。大きなタイヤに小ぶりなエンジンという、まるでおもちゃのバイクのような外見がとてもかわいいと思います。そうかと思えば、レース仕様の車特有の勇ましさも感じられる不思議なデザインです。明るい配色もおもしろく、観賞用として持っていても良い一台かもしれません。
FTR223は2016年に販売終了するまで、2回のマイナーチェンジが行われました。1回目は2003年3月に行われ、この時には大半のモデルでサイドカバーが小型化される、ハンドル幅が短くなる、一部の部品がクロムメッキ加工されるといった変更が行われました。2回目のマイナーチェンジは2006年11月に行われ、パーツの色が変更されるという内容でした。

FTR223の販売期間中にはFTR223DとFTR223DXという派生車種が売り出されたこともありました。
FTR223Dは2002年に発売されたモデルです。FTR223と車体やエンジンは共通ですが、アルミリムにアルマイト塗装を施しダート性能を高めているモデルです。赤と青のツートンカラーがなんとも勇ましく、見ていて明るい気分になれるでしょう。白色のクランクケースもおしゃれです。
FTR223DXは2007年に発表されたモデルで、全体的にFTR223よりも外観のデザインをゴージャスにしてあるという違いがあります。また、排気ガスを清浄にする触媒装置を取り付けて、当時の排出ガス規制に適合させているなどの違いも見られます。

FTR223の中古バイク平均価格は19.9万円、中古バイク価格は2.0万円~59.8万円です。注意は必要だと思いますが、わずか2万円という格安の品まであるのは非常に魅力的ではないでしょうか。FTR223は軽い未舗装路も日常的に走行する方は持っていると便利かもしれません。ちなみに、FTR223は排気量の関係で、車検が必要ないというメリットもあります。経済的にバイクを乗り回したい方にもお勧めできる1台です。レーサーになった気分で、FTR223のオーナーになってみてはいかがでしょうか。

ヤマハ「SR400」の中古価格と特徴

往年のバイクファンの方には懐かしい名前かもしれませんが、かつてヤマハからSRというバイクシリーズが売り出されていたことがありました。SR400は、そのSRシリーズの第一作目になるバイクです。
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SR400は1978年に発売され、以降大幅な変更を行わずに2008年まで販売が続けられていました。2008年には排出ガス規制に対応しきれずいったん生産終了します。しかし、ユーザーからの要望はあって2009年から再販されたため、その人気のほどがうかがえます。その後も販売は続けられましたが、2017年には排出ガス規制にまたも対応しきれず再び生産終了となりましたが、待望の新モデルが2018年11月22日より販売開始されることが発表されています。

SR400の魅力的な性能として、落ち着いた気持ちにさせてくれる点があげられます。SR400は発売日から一貫して単気筒エンジンを採用しており、その独特の響きが何とも言えない懐かしい感覚を呼び起こしてくれるでしょう。公式は単気筒エンジンの独特の響きを「トコトコ感」と言い表しており、これまでSR400を販売する上で「トコトコ感」を大切にしてきたと語っています。また、エンジンのスタートはキックスタートです。ほぼ最近ではみかけなくなったエンジン始動方法をとっています。慣れてしまえば、自宅のスタート時は楽しいルーティンになるかもしれませんが、交差点でのスタート時のエンストには気をつける必要がありますが、ユーザーの間でもこのレトロさを好んでSR400を愛用する人が多いそうで、昨今の先進的なマシンにはない味が好評を得ているのでしょう。
SR400は外観もレトロで、昔ながらのネイキッドバイクのデザインは存在するだけで独特の安定感を生み出します。すでにそのデザインは完成されており、昭和モダンという言葉も思い浮かびます。
とはいえ、ただ昔を思い出させる懐かしいバイクというだけでは、SR400は30年も愛用されたりはしません。SR400は足つきが良く、取り回しやカーブを楽に行えるという特徴があります。加速性能も街乗りには十分で、長距離のツーリングも可能でしょう。ただ、人によってはシートの硬さが合わないなど、長距離走行を行う時には注意が必要かもしれません。また、あまり速度を出すと部品がかすかに振動を始めるという声もあるため、高速走行にはあまり向かないバイクかもしれません。

燃費性能は47km/Lと高く、経済的な条件を気にせず走れるでしょう。燃費の面からもSR400は散歩がてらのツーリングに向いているバイクだと言えます。
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SR400は確かな性能を持ったベストセラー車種ですが、性能を第一に考えて買うバイクではないかもしれません。SR400の魅力の一つが「トコトコ感」にあると先ほど述べた通り、SR400の位置づけはバイクというよりリラックス用品に近い可能性があります。SR400のユーザーは晴れた日にSR400をトコトコころがすのが無上の楽しみになるらしく、その魅力を知ればSR400を手放せなくなるそうです。
このように、時代を越える魅力があるため、SR400は30年間も人々に愛されてきたのかもしれません。セールスコピーの「レトロ、なのに新しい。」とはSR400をよく言い表した名文句だと思います。

SR400の中古バイク平均価格は33.7万円、中古バイク価格 9.0万円~216.0万円です。大半の車両は100万円以下ですが、最高額の216万円は1989年製造のものでした。古いものが逆にプレミアがついているところにSR400の人気がうかがえます。中古車の中にはサイドカーに改造されたものなど変わり種もあり、見ているだけでも楽しめるでしょう。もちろん、実際に乗ってみればそれ以上の楽しみをSR400は与えてくれます。気ぜわしいバイクに気乗りがしない方は、SR400でトコトコ楽しんでみてはいかがでしょうか。

カワサキ「W800」の中古価格と特徴

SR400と並んで、W800もまた往年のバイクファンにとっては懐かしい名前かもしれません。
カワサキがリリースしてきた「W」というシリーズは、もともとカワサキに吸収合併された目黒製作所が手掛けていたバイクが原型でした。
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その後、そのバイクが改良され、1966年に「650-W1」という名称で発売されたところからWシリーズの歴史は始まります。650-W1は当時の最大排気量のバイクだったそうで、強力なパワーと大きな排気音が受けて大評判車種となっていたようです。その後Wシリーズは1974年にいったん生産終了しますが、1998年にW650が発売されて再び歴史を刻み始めました。W800は2011年2月に発売された車種で、Wシリーズ最大の排気量を持つモデルであり、今のところシリーズ最後のモデルです。
2016年には「Final Edition」と銘打たれた特別仕様のW800が販売されたため、シリーズが終わる時が来ているのかもしれません。

W800の優れた所は、大排気量バイクの持つ力強さです。低速でも高速でも力強いトルクとパワフルな加速力で、ストレスなく進んでいけるでしょう。トルクはどちらかといえば低回転寄りに配分してあるため、とても楽に発進できます。力強さを活かして急な坂道でも苦も無く登って行けるため、峠なども気持ちよく走れるでしょう。
W800のまた別の優れた点として取り回しが楽である点が挙げられます。800ccバイクというと重そうな印象を持つ方もあるかもしれません。事実、W800は車重216kgと800ccバイクとしては標準的な重さです。しかし、取り回しで苦労することはおそらくないと思います。W800に寄せられる評価では「重さを感じるものの、重いと思うことがない」というものが多く、重量がある割には不思議と取り回しやすいバイクであるようです。取り回しのしやすさは旋回性能にもつながっており、W800はハンドルの切れ角も深めにとってあるため、カーブも楽に曲がれると評判です。
このようにW800は素晴らしいバイクなのですが、高速走行をやや苦手とする一面ももちます。人によっては高速走行の時に部品が振動するのが気になる場合もあるようで、購入を検討する際には気をつけた方がよさそうです。

W800の燃費性能は33km/Lと優れた数値です。実燃費でも20km/L以上は走るので、給油の手間にあまりわずらわされずに走れるでしょう。大排気量ならではのパワーを活かして、余裕のある走りで少し遠乗りするのも良さそうです。
W800の中古バイク平均価格は66.8万円、中古バイク価格は39.8万円~92.9万円です。高価格帯はカスタム車やFinal Editionなどの車が主になっています。そのため、走行性能だけを重視するならばお得に買い物ができると思います。ちなみに2016年に発売されたFinal Editionは車体やパーツの塗装が特別なものになっている以外の変更点はありません。
ストリートバイクが欲しいけれど、力強いトルクも欲しいという方はW800はいかがでしょうか。W800ならあなたの望む通りに力を出し、ぐいぐい風を切ってくれるでしょう。

最後に

ここまでストリートバイクに分類される乗りやすいバイクを紹介してきました。一般にストリートバイクは軽量で乗りやすいだけにパワーが不足気味のバイクと解釈されがちです。

しかし、今回紹介したバイクはどれも十分なエンジン出力を持っていたと思います。もしもどれか気になるバイクがあったら、実際にお店に足を運んだりして実物を見てみてください。きっと予想外のコンパクトさに驚くと思います。

そして、動かした時には小さな車体から生み出されるパワーに再び驚くはずです。そのようにして、ストリートバイクはあなたの日常を新鮮な驚きで満たしてくれるでしょう。

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